誰にでもできる株式会社の設立  その3 | 基礎からわかる会社設立方法&以後の会社運営方法を解説します‼

基礎からわかる会社設立方法&以後の会社運営方法を解説します‼

起業と起業後の会社運営の為に「して良い事」と「してはいけない事」を紹介しています。
あなたが初年度でも年商一千万円超を目指せる要素をまとめました。
しっかりとした根拠を持った上での内容ですので、必ず実践される事をお奨め致します。

今回のレポートでは会社設立の時に

最低限用意しなければならないものを

紹介していきたいと思います。

 

まず第一に「印鑑」を作成します。

これは最低限必要な事で

①社長個人の実印

②会社の実印

③会社銀行印

この3つが必要です。

 

①についてはもう既にお持ちの方もいらっしゃると思いますが

市区町村役所で必ず印鑑登録をしましょう。

なぜかというと公証人役場で定款の認証を受ける際に

個人実印の印鑑証明書が必要になるからです。

 

②については、法人設立登記や設立後の諸決議等

様々な重要局面で必要となります。印鑑は

「印鑑が著しく複雑又は簡単になる為、照合に適さないものでない事」

とされ、10mm以上30mm四方以内の正方形に収まるものでないと

いけません。

 

③については、銀行からお金を引き出せる、お金を借りられる印鑑として

使用するものである為、なるべくなら会社実印とは別に作成しましょう

ほとんどの会社は「会社実印」と「会社銀行印」を別個に使用しています。

なぜならば、取引関係者や第三者が印鑑証明書(又はコピー)を入手すると

その証明書の印影を使って簡単にお金を引き出す事もできます。

なので、こうしたトラブルを回避する意味でも

「会社実印」と「会社銀行印」は別々にするべきなのです。

 

その他、会社運営上必要な印鑑として

④会社角印(社印)

⑤ゴム印

があります。

 

④は四角い印鑑の事をいい、別名「社印」ともいいます

主に請求書、領収書の発行に使います。

仕入れ・販売などの対外的な取引、プロバイダなどの各種利用契約などで

普通なら使用します。

間違っても「会社実印」と「会社銀行印」をこれらに使用するのは避けるべきです。

印鑑偽造等の被害に遭う恐れがある為、大変危険です。

 

⑤は会社の住所・電話番号・会社名・代表取締役名

などが刻印されているスタンプの事です。

もしも利用頻度が少なければ手書きで間に合うでしょう。

銀行預金等の安全性を重視するのであれば

①の社長個人の実印の他に

個人銀行印を作成した方がいいでしょう。

 

次に「定款」を作成します。

これは会社の目的・組織等の基本的事項を規定するものです。

作成したら公証人役場に提出をして認証を受ける

必要が有ります。なお、これは3部作成する必要があります。

3部はそれぞれ

①法務局提出用

②公証人役場保管用

③会社保管用

になります。

定款の認証後は原則的にこれを訂正することはできません。

しかし例外的に別途有料で法務局での変更登記によって

定款訂正は可能です。

記載漏れの無いように行政書士などに

チェックしてもらった方が良いかもしれません。

 

定款記載項目

①会社の商号

②会社の事業目的

③発行可能株式数

④設立に際して発行する株式の総数と一株の金額

⑤発行人が引き受ける株式の数

⑥資本金を払い込む金融機関

その他等々  と  なります。

 

次に公証人役場で公証人の認証を受けなければなりません。

これをしないと会社の定款の効力が発生しません

これにかかる費用は

①定款認証代金50,000円

②印紙代金40,000円

③謄本代金1,000円(1枚250円・4枚で1,000円)

となります。

なお、②で普通の「紙」による定款は有料ですが、電子定款だとこれは

無料になります。

 

定款認証時に必要な書類は?

①定款(3通作成をし提出→1通は公証人が保管、残りはそれぞれ法務局提出・会社保管)

②発起人(全員)の印鑑証明書各1通(発起人が法人の場合はその登記簿謄本1通)

③収入印紙(4万円で購入:あとで定款書類1通に貼りますが、定款再作成・不受理の事も

あるので、公証人の指示があるまで絶対に貼らないように!)

④定款認証費(5万円:公証人に支払う手数料です)

⑤謄本交付手数料(千円:1枚250円:4枚で千円)

 

出資払込金を証明する書類として

設立時点の代表取締役等の「残高証明書」と「預金通帳のコピー」

を合わせたもので対応できます。

出資金額を口座に入金したら、銀行で「残高証明書」を発行してもらいましょう。

手数料は大体500円~1、000円程です。

 

まだありますが、あまり長くなるとこれを読んでくださっている

あなたも頭が混乱してしまうでしょうから、今回はここで終わります。

 

 

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