藤棚の藤
が今年も咲きました。
毎年、ゴールデンウィークに見ごろになります。
庭に一歩出ると、藤の甘い香りが漂っています。
毎年この藤を見るのが楽しみです。
申し訳ないほど、手を掛けないのに、長い房にびっしりと花が咲きます。
長さを測ってみたら、30cmの物差しでは足りませんでした~。
50cmはありそうですね。
下から見上げる藤棚の藤も綺麗です。
幹は太く、くねっています。
先日この藤をご覧になった方が、「100年くらい経っているのでは・・・」とおっしゃっていました。
この藤の木は実は【借金のかた】なのです。
「何でも鑑定団」には、掛け軸や壷などの借金のかたは良く出ますがね・・(笑)
藤は珍しいかもしれませんね。
36年ほど前に、社会保険労務士をしていた父のお得意様の経営状態が悪くなって事業を辞め、その手続の報酬などを支払えなかったので、「この藤の木で勘弁してください」ということで、「借金のかた」に我が家の庭に引き取られたものなのです。
それ以来毎年こうして綺麗な花を咲かせてくれるようになりました。
夏は木陰になりますので、暑さに弱い植物は、この藤の下で避暑をします。
当時は藤の木で勘弁させられてしまった・・・と思いましたが、お金で頂いていたら使ってしまって残らなかったわけです。
父の代、そして私の代まで受け継がれて毎年見事に咲く姿は圧巻です
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