こんばんは。
塾長です
今日は、朝から定期テスト対策を行っています。
10時30分から21時30分まで、教室長は頑張ります
中学1年生も、10時30分から来て、まだまだ頑張っています。
頑張っている生徒はえらいですが、教室長もえらい
教室長のためにも、みんな、結果出して下さいよー
さて、先日は私の予備校時代の生徒、Mちゃんに会ってきました
都立富士高校で学年一位。
お茶の水女子大学に現役合格した才媛です。
部活もきちんと継続し、高校2年生まではしっかりアルバイトもしていました。
大学受験時の併願は、
早稲田大学文化構想学部と、日本女子大学家政学部のみ。
このご時世で、併願が二校ってなかなかないですよね。
現在は区役所に勤務しています。
結婚が決まった、ということで会うことにしました。
久しぶりに会って盛り上がった話は、部下の教育の話です。
区役所とはいえ、新人教育は大変な様子。
公務員試験が受かっているのですから、みんな仕事ができるはず、
と、私は思っていたんですけど・・・。
理由は、うちの元講師で公務員の人は、
みんな仕事ができる人ばかりだったからです。
ところが現実は違うみたい。
Mちゃんは今年、新人の男の子を一人任されたそうです。
その際、新人教育係の勉強会で、
Mちゃんは上司の人に、
ここ1、2年の新人は常識がないから、消しゴムのかすを下に落としてはいけない、とか、座ったあとの椅子はちゃんともとに戻すとか、そういうこともいちいち教えないといけません、
と言われたそうです。
ん
それって、うちの生徒と同じじゃん(笑)
たしかに、nito個別学院の講師もそうかもしれません。
開校時の講師たちは何も言わなくても、一を言えば十を知るタイプばかりでしたが、最近の講師の多くは一つ一つ教えないと分からないようです。
でも皆さん、それでも、nito個別学院の講師はみんな、早慶上理レベルなんですよ(笑)
時代なんでしょうか。
当たり前のことが当たり前にできる人、
もうそれは普通ではないんだな、と思います。
区役所の話を聞いて、なんか気持ちがラクになりました。
でも、最近、「今の若い人は・・・」と思う回数が増えている自分を、
きっと嫌なおばさんだなーと思ったりもして落ち込むこともあるんですよー
私は小学校の入学前に、父から、
「小学生になるんだから、自分のことをこれからは私と言いなさい。」
と言われた覚えがあります。
それまでは、○○ねー、○○ねー、と言っていたからです。
生まれて初めての大人への第一歩だったような気がします。
中学生になると、それからはことあるごとに、
「それじゃ社会に通用しない。」
と言われました。
その頃は、言われている意味が全く分かりませんでしたよ。
今の言葉でいえば、「うざい」それにつきます。
でも、はじめてアルバイトをした時も、
仕事をするようになってからも、仕事の内容以外で困ることはなかったことを考えると、
親のおかげだったんだな、とやっぱり感謝の気持ちが湧くのです。
仕事をしていて思うのですが、
まず上下関係のある部活に入っていることは大事なようです。
さらに言うと、そこで、部長や副部長など、上にたったことがある人はやはりいいです。
上に立つ経験であれば、生徒会とか、学級委員とか、委員会でもいいと思います。
経験することが大切です。
講師ですらそうなんですから、就活であればなおさらではないでしょうか。
さらに、仕事をしていると、
上の人の立場や気持ちを分かってほしいと思うことが多々あります。
上に立った経験がないのであれば、
言われた仕事くらいはきちんとこなしてくれないと本当に困りますよね。
いついつまでに終わらせる、間違えずに終わらせる。
たとえば、吹奏楽部で、顧問の先生や部長に、
「明後日、このパートをみんなで合わせるから、明後日までに必ず間違えないようになるまで練習しておいてください。」と言われて、本当に間違えないようになるまで練習する人か、しない人か。
それって差が出ますよね。
ですから、私の持論ですが、
定期テストくらいきちんと結果を出せない人は、社会に出てから苦労をすると思うのです。
将来、大企業に就職したら、
今度は、そういう定期テストをいつも頑張って上位になっていた人ばかりが、うじゃうじゃいるわけです。
勉強はできるのが当たり前、
中学、高校と、勉強してきた証拠になるのは大学。
だから、まず、学歴がなければエントリーシートも通らない会社もあるわけです。
ところが、実際に入社したら勉強だけでは通用しない。
いい大学の人がうじゃうじゃいるから。
そこで大事になってくるのが、常識。
それは入社試験の一般常識のテストにあるようなものではなく、
先ほどのような、消しゴムのかすや椅子の出し入れ、
トイレットペーパーがなくなったら、交換できるような心配り。
そこからは、人間的に魅力があって、
コミュニケーション能力があって、
さらに、空気が読めて。
今、上司が何を求めているかを察知できる能力、
今、お客様が何を求めているかを先読みできる能力、
が必要になるのだと思います。
私は予備校時代に、
上司が言ったことは今はわからなくていい、黙って10回考えろ、と言われました。
そして、分からないものは分からないし・・・、とひねくれていた時期もありました。
でも、今ではとても感謝しています。
上司の言っていることって、
実際に自分が上司になってみないと分からないことがたくさんあるのです。
でもそこは素直さでカバーするしかありません。
上司がそう言っているんだから、そうだよな、と思える人のほうがきっと成長が早いのだと思います。
例外として、たまに理不尽な上司もいますが、それは目をつむりましょう。
親子関係も一緒ですね。
親の言うことって、言われているその時は分かりません。
分かろうとも思ってないかも。
でも、年齢を重ねるたびに、自然と分かってくるんですよね。
生徒のみんなも、
今回のテストは本当に真剣に取り組まないとまずいよ、とか、
そう言われたら、そうだよな、と思える素直さこそ、成績を上げる一番の源なんです。
人生はきっと、
素直、感謝、継続の繰り返し。
だって、生きているんですから、継続でしょ。
あ、それと、孤独に耐えられることも重要なポイントです。
というわけで、社会人への第一歩は定期テスト
とくに、男子生徒には頑張ってほしいものです
さてと・・・。
これから年末まで相当忙しくなるため、
説教ブログは年内、今日が最後かもです。
悪しからず
塾長