筋力トレーニングしている人にとって、風邪というものは非常に迷惑な存在です。
トレーニング効果が出てきたと思った矢先に風邪をひいてしまうと、体力が落ちてしまう上に、トレーニングをしばらく休まなくてはなりません。
風邪をひかなかったら、後戻りしなくて済むのに・・・と悔しい思いをしたことのある人は多いでしょうね。
そんなわけで風邪の原因と予防法についてちょっと掘り下げて考えてみたいと思います。
筋トレと抵抗力の関係
あまり知られていない事ですが、激しくトレーニングをしている人は、普通の人以上に風邪をひきやすくなることがあります。
筋力トレーニングには、筋力や精神力だけでなく内臓や病気への抵抗力も強くする効果があります。
だからトレーニングを積んでいる人は、本来なら普通の人以上にタフで、風邪にも強いはずだと考えるのが普通でしょう。
それでは、なぜ風邪をひきやすくなったりするのでしょうか?
ちょっと次の図を見てください。
トレーニーの抵抗力レベルは、一般的には普通の人よりも高いレベルにあります。
しかし、一定の期間を通して見てみると、ところどころに抵抗力が落ちるポイントがあるのです。
実はこの低くなっている部分は、トレーニングによって疲労した状態を示しています。
つまり、体は普通の人よりも強いにも関らず、激しい運動によって弱っている時に運悪く風邪をひいてしまう可能性が高くなるわけです。
ほどほどにトレーニングしましょう!
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