こんにちは。
お使い頂く心を大事にしている建築士のヒロボーです。
間という日本語の意味するところはとても重大だ。まず人と人との間。人には心の禁止領域があり、ここには親であっても足を踏みいれてはなりません。人前で話す時には少し間をとる。でなければ聞くものは息苦しい。部屋には床の間など無用な空間があれば心が安らぐ。ちなみに間がないものを「間抜け」という。
間を取るとは何もしないこと。例えば水墨画は余白があってこそ生きる。西洋人はキャンバス一面に描く。彼らにとって余白は未完成であり、意味が欠落したもの。意味の連続が西洋の絵画や哲学である。ところが我々日本人には余白や「語らずの間」が何とも心地よく響く。落語の名人芸は間の取り方にあると聞く。
間は余白だ。人との間に僅かな余白があればいい関係を得られる。親子関係ではなおさらである。必要以上に間をつめるから暴力で子は対抗する。今の家庭から床の間も余白もなくなりつつある。
読者の皆様に今週も良いことや素敵なことが一杯ありますように。
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