行の悳(しん)なるは、天地を貫く | ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

ヒロボーの筋ジストロフィー徒然日記

人は無量の恩の世界で生かされています。一日を真剣に生き努力に生き、感謝報恩に生きる。

こんにちは。

お使い頂く心を大事にしている建築士の
ヒロボーです。
岡山は太陽が晴れ燦燦と輝いています。

稲は一粒から一千粒ものお米が実るといわれます。
その稲を国祖国神(こくそこくしん)より授かった宝として
日本人は尊び
主食としていただき
さらにこの稲から徳の尊さを学んできました。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」
働いて
素晴らしい実績をあげたとしても
それを誇って奢ることなく
「おかげさま」と頭を垂れて感謝する。
そのような稲の姿から私たちの祖先は徳のあるべき姿を学び
謙虚・勤勉・正直といった美徳を培ってきました。

この徳を尊ぶ精神が
日本人の生活をどれほど豊かにし
また立派な人づくり
家づくり
国づくりに貢献してきたか計りしれません。

金剛さまが示された「行の悳(しん)なる」「悳」の文字は本来トクと読み
徳と同様の意味をもちます。
人名に「悳」を当てるときは「善行善心(ぜんぎょうぜんしん)」の意味がこめられています。
また「直(なお)」「心(こころ)」を合わせたこの文字は
人が努力して心中に養い得たものという意味を表し「直き心」とも読めます。

行の悳なるとは「真行(しんこう)」であり
それは取りも直さず
解脱の教えが基本とする敬神崇祖・感謝報恩の生活を実践することにあります。

私たちの祖先は幾代にもわたり「悪を廃して善を修め、人たる生活の基礎作り」をしつつ
今日の幸せな世の中を築いてきました。
それは
今日の行いが因となり明日の果となる「因果の理法」を踏まえての「悳なる行」であると同時に
祖先が子孫の幸せを願う限りなく深い善と愛の姿であったと
金剛さまは説かれています。

身近な家庭も
大きくは社会も
国家も
一切が祖先の深い善と愛に貫かれており
それは正しく恩そのものであるのです。

稲が多くの人命を養うように
悳なる行いは
世を益し人を益し
周囲に喜びと希望を与えます。
しかも
深い善と愛に満たされた真心の行いは
必ず神仏の加護をいただきます。

今月は一年の締めに向かって「行の悳なる」を心に置き
何事にも真心をこめてお使いいただきましょう。

今月も皆さまに良いことや素敵なことが一杯ありますように。

↓↓↓解っていただいた方は
ココをぽっち!と押してくださいませ。

ヾ(@°▽°@)ノ↓宜しくお願いします。
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岡山 その他の街情報へ
にほんブログ村