アホほどトイレを我慢した結果、
コンビニに駆け込んだ。
トイレのないところだった。。




だめだ。
膀胱が爆発寸前だった。
コンビニの袋、、貰っておこうかな。
万が一は、これでいこうかな。。




女は究極の時、必ず保険を考える生き物らしい。




確かになと思う。

コンビ二袋でなんとかしようとする時点で女を語ってよいものか、とも思う。





コンビニ袋を御守りのように握りしめ
仕方なく次のコンビニを探した。
数百メートル先に看板が見えるではないか。





よし。
内股で小刻みに刺激しないように進んだ。
駆け込めていた数分前がもはや懐かしい。
頭を無にしないと、もう危ない。




前から小学生くらいだろうか、
4~5人の男の子たちが、
わーわーはしゃぎながら走って通り過ぎて行った。




ゆっくり、
そ~っときて~、
ばかやろ、このやろ、
漏れるだろうが、、と罪のない子供たちに
心が荒れた。。




コンビニに着いた。
自動ドアが開く振動に冷や汗が出た。




歩幅と速度は変えず、
奥のトイレマークだけを見つめ真っ直ぐ進んた。
コンビニの制服を来たおじさんに
「すみません、トイレお借りします」と。



「はい」と。



無事ゴール。




先程の店員のおじさんに
ありがとうございます、お借りしましたと一声かけようとすると、



コンビニの制服ではなく、
全然違うとこの作業服だった。




。。おじさんは、店員さんではなく、お客さんだったようだ。



見ず知らずのおじさんに
トイレを宣言してしまった。





よく「はい」と応えてくれたもんだ。





今日1日のエネルギーを
使い果たした。。