今日でもう1月が終わり。
ついこの間お正月だったのに、もう12分の1終わってしまった。
本当に時間がたつのが早い。
さて今日は朝から左の臀部の上部が痛い。
歩く時に痛む。
こりゃ困ったなと思って稽古へ行く前にテニスボールでマッサージをしてみたが、しばらくは痛みが消えるが、また痛くなる。
でも大丈夫。稽古を始めたら痛みは消えた。
何だったのでしょうか?
どうでもいい話で始まってしまいましたが、今日の稽古。
いつも通り子供たちと何人か稽古して、何人目かにやったM山君。
「面抜き面を教えてください」
えっ!面抜き面。
あまりやったことがない
。
日本剣道形で二本目に小手抜き面がある。
そして以前にYouTubeで面抜き面の動画を見たことがある。
その時は剣道形2本目のように、左斜め後ろへ剣先を下げながら下がりながら抜いて打っていた。
そのように教えたものの・・・
あまりうまく出来るまではやれなかった。
その後、よくよく考えてみると、面を打ってくる相手の面を、左斜め後ろに抜くのはあまり合理的ではない。
相手は自分の左側へ抜けようとする。その左側へ捌けばぶつかってしまう。
では、右へ捌く?右足前に構えているので右斜め後ろへは下がりにくい、右横へ捌くことになる。
すると間合いが近くなり、引き面になってしまう。
ということは、まっすく後ろに下がる。
こういうことだ。
相手が面を打ってくる。
ギリギリまで我慢して、相手の腕が伸びきるところで、まっすぐ後ろへ下がって相手の面を空振りさせる。
空振りして竹刀が行き所をなくし、下へ落ちるところで前に出て、または下がって面を打つ。
抜く時は竹刀を下げても振り上げてもいい。
実際は振り上げたほうが、面を打つ時振り下ろせば済むので早いかもしれない。
下げて抜けば、面ががら空きになるので、相手に「よしっ」と思わせることができる。
子供は振り上げて抜く、ある程度出来上がっている人は下げたほうがいいと思う。
その中で一番大切なのは足さばき、一瞬でいろんなことをしないといけないので、特に抜いた時の左足。
膕が曲がっていては次の面に出られない。
小手抜き面よりも大技になるので、足をしっかりつくっていきたい。
こんなことがあって
その後久し振りにおみえになったT口先生に懸かった。
ぐいぐい攻め入ってみえる。
何度かいいところを取られたが、自分としては満足。
下がらず、バチバチと火花が散るように攻め合い、しかし攻め浮かされる感覚はなかった。
右腕の力も程よく抜きつつ、攻め合うことができたので大いに収穫がありました。
ありがとうございました。
そしてT橋先生
久し振りでした。
自分ではなかなかいいところを打てていたと思うが、どうもT橋先生の伸長を生かした面を打たれる。腕もしっかり伸びているので、返して胴に切ろうと思っても、かなり上の方で受けないと面に乗られてしまう。
出小手は当たる。
出来ればどんなタイプの方とでも、対応し、どんな技でも繰り出せる。そんな風になりたいと思うが、なかなか難しい。
前のブログで松風の話を書いたが、バチバチの強対強の剣道も楽しい。