さらば、23期生。ありがとう、23期生。 | 放送作家 西川栄二のブログ

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放送作家でお笑い学校校長の西川栄二のブログ

今日はお笑い学校、スクールJCAの23期生最後の日。

残酷ながらも、誰が人力舎に上がれるか、

誰が上がれないかを発表してきました。


で、上がれなかった子たちと飲んできた(笑)。


最後のミニ授業から、そして飲み会の途中も、

俺はアホみたいに(笑)、生徒にもう1年学校に通うことを勧めてきたけど、

それは別に金儲けをしたいわけじゃない。

何人残ろうが、俺の元には1円のお金も入るわけじゃないもんね(笑)。


わかってほしいのは、卒業したって、月に1度や2度のライブに

出られるだけだ。

それに比べて2年目に残ったら、週に3回授業を受けられる上に

面白かったら、上がった奴と同じライブに出ることができる。

ず~っと面白かったら、合格した奴と同じだけ、

いや、それ以上にライブに出られる可能性がある。

だったら学校に残ったほうが得なんじゃないの?‥と

単純に思っただけなののです。


お笑いの仕事は、ゴールのないトライアスロンみたいなもので、

「お笑いをやめた」って自らあきらめるまでは、どこまでも続く出世争いだ。

ならば今、1年つまずくのは、長い芸人人生を考えたら、

そんなに悪いことじゃない。

むしろプライドを除けば、得することのほうが多い気がします。


2年目に行こうか、3年目に行くか悩んでいる生徒たち、

迷ったら僕に連絡をしてください。

まあよっぽどの理由がない限り、「通いなさい」って言うんだろうけどね(笑)。