きっかけ
何か株式市場が反転するきっかけが欲しいものである。
過去を振り返ると、日本では2003年4月のりそな銀行への公的資金投入、米国では2009年5月のストレステストの結果開示であった。
そして今週の金曜日には欧州銀行監督委員会がストレステストの結果を公表する。 資本不足の銀行には当然ながら公的資金が入るだろう。
ギリシャのソブリンリスクで始まった今回の株価下落。 その影響が欧州の銀行に与える影響が限定的であることがわかることが市場にとってなによりの良薬となるに違いない。
そろそろ出ないお化けを怖がるのも止めにしたいものである。