吾妻の雪うさぎ号 | 西池ぶろぐ

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西池袋の住人が街のこと、馬や旅のことをつづります。

 福島旅行の最終日は春季限定の観光バス「吾妻の雪うさぎ号」に乗って、浄土平にいってきました。
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 雪うさぎ号は福島駅を出発して、磐梯吾妻スカイラインを通り、吾妻小富士の麓の浄土平まで行き、帰りに花見山公園に立ち寄るという定期観光バスです。これで2500円ですから、かなりお得かも。

 標高1600mくらいになる浄土平は、まだ雪がたくさん残っていました。
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 浄土平で一番びっくりしたのは、レストハウスの裏山(一切経山)が噴火していること。火口の近くは硫黄で黄色くなっており、近くの看板には「硫化水素ガスが流れてくる場合があるので、その場合は速やかに建物等に避難する事」という注意書きが書いてありました。ビジターセンターにはガスで死んだ狐の剥製が堂々と飾ってあるし。こんなところを観光地にして大丈夫なのかよ、とちょっと不安になりました。
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 とりあえずここまで来たからには、目の前の吾妻小富士を登る事に。片道10分というので、最初は楽勝かと思っていましたが、階段が急でしかも高地にあり空気が薄いせいか、結構しんどい思いをしました。でも、上まで登り切ると、迫力ある噴火口や素晴らしい景色が楽しめました。天気がよかったので、蔵王もくっきりと見えました。
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 帰りは山の反対側をバスが走るので、今度は磐梯山と猪苗代湖が見えました。バスガイドさんによると、この日みたいに快晴でないと、なかなか山々がくっきり見える事がないので、非常に運がいいといってました。ただ、どうせ運をつかうなら、昨日の競馬で運を使いたかったのですが(;^ω^A。

 バスは途中「雪の回廊」という、スカイラインの両脇に雪の壁があるところを通り抜けて行きます。このバスツアーの見所の一つなのですが、車内からの観光になるため残念ながら写真がとれませんでした。

 バスは山を下りて、土湯温泉に到着。この後、花見山公園に向かうのですが、我々は途中下車して土湯温泉で温泉に入る事にしました。つづきは次回へ。