【体内ホルモンコントロール】エストロゲン2
【エストロゲンの過剰状態を解消しよう】
エストロゲンの過剰(優勢)状態(エストロゲンドミナンス)
※参照 http://www.drmakise.com/supplementbible/8.cfm
エストロゲンはテストステロン(アンドロゲン)から作られると書きましたが、それはテストステロン(アンドロゲン)不足が原因でエストロゲンも比例的に分泌量が少なくなっているということを主にして書きました。
現代の食生活、生活環境においてはテストステロン不足にも関わらず、男女ともにエストロゲンが過剰な状態になってしまっているケースが少なくない。という主旨で書いていきます。
=======
引用
ドミナンスとは優勢とか支配という意味です。日本語に訳せば、「エストロゲン優勢」とでもなるでしょうか。
エストロゲンとは単独の化学物質を示す言葉ではなく、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)、エステトロール(E4)などと、それらと同様の生物活性を有する化学物質の総称です。分泌源は主に卵巣の卵胞ですが(したがって卵胞ホルモンとよばれます)、副腎や精巣からも分泌されます。
エストロゲンは「女性をつくるホルモン」で、第二次性徴の発現、子宮内膜の増殖、月経周期の成立の媒介、乳腺管の増殖分泌促進などの作用がありますが、副腎や精巣でも分泌されることからおわかりのように、男性の体の中にも存在しているのです。
もちろんエストロゲンは男女ともに必要なホルモンですが、現代ではプロゲステロン(黄体ホルモン)やテストステロン(男性ホルモンの一種)との比率が、本来あるべき姿から逸脱し、エストロゲンが過剰に人体に存在するようになってしまったのです。
「エストロゲン・ドミナンス」とは、この状態を示します。
そして、これが次に列記するような、さまざまの病気や症状の原因の一つとなっているのです。
子宮筋腫・子宮がん・子宮頚部異形成・乳がん・前立腺がん・デプレッションや不安・気分の動揺・いらいら感・不眠・頭痛・疲労・むくみ・性欲の減退・甲状腺機能障害 の一つの症状である手足の冷え ・不活発な代謝・生理不順・PMS・不妊・乳房の圧痛・fibrocystic breasts・多嚢胞性卵胞・喘息、蕁麻疹、湿疹、鼻づまり といったアレルギー症状・加齢亢進、特に腰まわりと太ももの脂肪の蓄積・胆嚢の病気 ・血栓の増加(脳卒中の危険性の増大) ・低血糖・銅の過剰と亜鉛の欠乏・マグネシウム欠乏・ビタミンB群の欠乏・閉経前の骨密度低下・骨粗鬆症・全身性エリテマトーデス、 橋本病、シェーグレン氏病といった自己免疫疾患・無精子症や新生児の尿道下裂。
以上のように現代人が罹患する多くの病気にエストロゲン過剰が災いしているのです。
これだけの病気や症状を述べると、いかにもエストロゲンが悪役のような印象を与えてしまいますが、エイコサノイドのところで述べるように問題はバランスなのです。もちろんエストロゲンも必要です。しかし、現代は、男女ともに他のホルモンと比較すると、相対的に過剰なのです。
その理由の一つは、内分泌攪乱物質、つまり環境ホルモンです。
1990年代初めに報告されたフロリダのアポプカ湖のワニは、センセーショナルな話題を引き起こしました。環境問題にうとい人はごぞんじないかもしれませんが、それをきっかけに環境ホルモンの危険性がビジュアルに世界中に認識されたのです。アポプカ湖のワニのペニスが本来の4分の1から2分の1ほどしかなく、ほとんどの雄のワニが生殖不能になり、90パーセントが死滅してしまったのです。
その原因はおそらく、湖から数百メートル離れたところにある農薬会社の事故で大量の農薬がアポプカ湖に流れ込んだのが原因だとされています。
そして「奪われし未来」、「メス化する自然」と二つの優秀な本が出版され、環境ホルモンに対する研究にも拍車がかけられました。
引用終了
==================
大分長く引用しましたが、自分もかなり当てはまることがありました。
テストステロン(とプロゲステロン:黄体ホルも)が少なく、エストロゲンだけが増え田状態下に置いては上記のような様々な症状が生じる。
原因としても様々あるが
・成長ホルモン(エストロゲン、抗生物質等)にまみれた肉の摂取(主にアメリカ産など)
・大豆イソフラボンの過剰摂取(納豆、豆腐、豆乳などhttp://news.livedoor.com/article/detail/9003382/)
・牛乳の飲み過ぎ、乳製品の摂り過ぎ(牛のエストロゲン、プロゲステロンが含まれており、ヒトにも同様に作用する)
・低用量ピルの服用(女性ホルモンの内訳として、エストロン、エストラジオール、エストリオールといった三種の女性ホルモンが、各々10%~20%、10%~20%、 60%~80%の割合で混ざっているところに、ピルの成分であるエストロゲンは、エストロンが75%~80%、エクイリン(妊娠メスウマの尿中に存在する結晶性卵胞ホルモン)が6%~15%、 その他が5%~19%で、ヒトのエストロゲンと内容は非常に違ったものでありバランスが崩れてしまう)
その他精神的、物理的ストレスなどなど。
【エストロゲン過剰の解消法】
もちろん原因を絶てばいいわけです。
が、それほど単純でもなさそうです。
過剰となったエストロゲンに対して、プロゲステロンを比例的に増やすことで改善されるという機序もあったり、昨日書いたテストステロンとのバランスも大事です。
また過剰となったエストロゲンを排出するという方法もあり、それはその3で書いていこうと思います。
ホルモンバランスを整えることにより、
頭痛、不眠、うつ、体重増加、胆石、乳房の圧痛、膣出血、浮腫、高血圧、血栓、吐き気、足の引きつり、嘔吐、糖尿病、子宮内膜症などの改善に繋がることとと思います。
【エストロゲンの過剰状態を解消しよう】
エストロゲンの過剰(優勢)状態(エストロゲンドミナンス)
※参照 http://www.drmakise.com/supplementbible/8.cfm
エストロゲンはテストステロン(アンドロゲン)から作られると書きましたが、それはテストステロン(アンドロゲン)不足が原因でエストロゲンも比例的に分泌量が少なくなっているということを主にして書きました。
現代の食生活、生活環境においてはテストステロン不足にも関わらず、男女ともにエストロゲンが過剰な状態になってしまっているケースが少なくない。という主旨で書いていきます。
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引用
ドミナンスとは優勢とか支配という意味です。日本語に訳せば、「エストロゲン優勢」とでもなるでしょうか。
エストロゲンとは単独の化学物質を示す言葉ではなく、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)、エステトロール(E4)などと、それらと同様の生物活性を有する化学物質の総称です。分泌源は主に卵巣の卵胞ですが(したがって卵胞ホルモンとよばれます)、副腎や精巣からも分泌されます。
エストロゲンは「女性をつくるホルモン」で、第二次性徴の発現、子宮内膜の増殖、月経周期の成立の媒介、乳腺管の増殖分泌促進などの作用がありますが、副腎や精巣でも分泌されることからおわかりのように、男性の体の中にも存在しているのです。
もちろんエストロゲンは男女ともに必要なホルモンですが、現代ではプロゲステロン(黄体ホルモン)やテストステロン(男性ホルモンの一種)との比率が、本来あるべき姿から逸脱し、エストロゲンが過剰に人体に存在するようになってしまったのです。
「エストロゲン・ドミナンス」とは、この状態を示します。
そして、これが次に列記するような、さまざまの病気や症状の原因の一つとなっているのです。
子宮筋腫・子宮がん・子宮頚部異形成・乳がん・前立腺がん・デプレッションや不安・気分の動揺・いらいら感・不眠・頭痛・疲労・むくみ・性欲の減退・甲状腺機能障害 の一つの症状である手足の冷え ・不活発な代謝・生理不順・PMS・不妊・乳房の圧痛・fibrocystic breasts・多嚢胞性卵胞・喘息、蕁麻疹、湿疹、鼻づまり といったアレルギー症状・加齢亢進、特に腰まわりと太ももの脂肪の蓄積・胆嚢の病気 ・血栓の増加(脳卒中の危険性の増大) ・低血糖・銅の過剰と亜鉛の欠乏・マグネシウム欠乏・ビタミンB群の欠乏・閉経前の骨密度低下・骨粗鬆症・全身性エリテマトーデス、 橋本病、シェーグレン氏病といった自己免疫疾患・無精子症や新生児の尿道下裂。
以上のように現代人が罹患する多くの病気にエストロゲン過剰が災いしているのです。
これだけの病気や症状を述べると、いかにもエストロゲンが悪役のような印象を与えてしまいますが、エイコサノイドのところで述べるように問題はバランスなのです。もちろんエストロゲンも必要です。しかし、現代は、男女ともに他のホルモンと比較すると、相対的に過剰なのです。
その理由の一つは、内分泌攪乱物質、つまり環境ホルモンです。
1990年代初めに報告されたフロリダのアポプカ湖のワニは、センセーショナルな話題を引き起こしました。環境問題にうとい人はごぞんじないかもしれませんが、それをきっかけに環境ホルモンの危険性がビジュアルに世界中に認識されたのです。アポプカ湖のワニのペニスが本来の4分の1から2分の1ほどしかなく、ほとんどの雄のワニが生殖不能になり、90パーセントが死滅してしまったのです。
その原因はおそらく、湖から数百メートル離れたところにある農薬会社の事故で大量の農薬がアポプカ湖に流れ込んだのが原因だとされています。
そして「奪われし未来」、「メス化する自然」と二つの優秀な本が出版され、環境ホルモンに対する研究にも拍車がかけられました。
引用終了
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大分長く引用しましたが、自分もかなり当てはまることがありました。
テストステロン(とプロゲステロン:黄体ホルも)が少なく、エストロゲンだけが増え田状態下に置いては上記のような様々な症状が生じる。
原因としても様々あるが
・成長ホルモン(エストロゲン、抗生物質等)にまみれた肉の摂取(主にアメリカ産など)
・大豆イソフラボンの過剰摂取(納豆、豆腐、豆乳などhttp://news.livedoor.com/article/detail/9003382/)
・牛乳の飲み過ぎ、乳製品の摂り過ぎ(牛のエストロゲン、プロゲステロンが含まれており、ヒトにも同様に作用する)
・低用量ピルの服用(女性ホルモンの内訳として、エストロン、エストラジオール、エストリオールといった三種の女性ホルモンが、各々10%~20%、10%~20%、 60%~80%の割合で混ざっているところに、ピルの成分であるエストロゲンは、エストロンが75%~80%、エクイリン(妊娠メスウマの尿中に存在する結晶性卵胞ホルモン)が6%~15%、 その他が5%~19%で、ヒトのエストロゲンと内容は非常に違ったものでありバランスが崩れてしまう)
その他精神的、物理的ストレスなどなど。
【エストロゲン過剰の解消法】
もちろん原因を絶てばいいわけです。
が、それほど単純でもなさそうです。
過剰となったエストロゲンに対して、プロゲステロンを比例的に増やすことで改善されるという機序もあったり、昨日書いたテストステロンとのバランスも大事です。
また過剰となったエストロゲンを排出するという方法もあり、それはその3で書いていこうと思います。
ホルモンバランスを整えることにより、
頭痛、不眠、うつ、体重増加、胆石、乳房の圧痛、膣出血、浮腫、高血圧、血栓、吐き気、足の引きつり、嘔吐、糖尿病、子宮内膜症などの改善に繋がることとと思います。