必要な栄養素は常在菌が作り出し、心臓や脳を動かす電気エネルギーさえ生み出せれば、ヒトは独立栄養生物として、食事なしに生きる事が出来る。

栄養に関しては、マイクロフローラ(常在細菌群)の活動によって合成されていることが明らかになりつつあるという。また更に別の研究では、人間の腸は、アミノ酸を合成する微生物を作り出すことが可能であるという新たな事実も報告されている。

電気エネルギーに関しては、通常イオンチャンネルを使い発電している。主にナトリウム、カリウムの電圧差を使い発電をしているが、食事摂取なし、塩分摂取なしに発電は可能だろうか?ということについて少し調べてみた。

独立栄養生物として栄養は問題なくとも、電気エネルギーを常在細菌群が作り出せるかどうかがネックであったためだ。

そこで辿り着いた概念が

バイオフォトン、海洋温度差発電、ペルチェ素子。だ。

体内、細胞内のミトコンドリアおよび常在菌らは、太陽エネルギーを変換し上記のような自家発電を行う事が出来るのではないだろうか?

参照※http://www.asvin.jp/microcurrent/body_elec/body_elec.php?pagenum=2
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E6%B8%A9%E5%BA%A6%E5%B7%AE%E7%99%BA%E9%9B%BB

あまり化学、科学は詳しくないので詳細はまだ書けないが、仮説としては十【分独立栄養生物】として存在できる理論は構築できそうな気がする。

常在細菌群を食事にり摂取するというのは、【S2機関(スーパーソレノイド機関)を食事により取り込む】という概念に他ならないのかもしれない。

『やめなさいシンジ君!ヒトに戻れなくなる』

という赤城リツコの話を思い出してしまうところだ。

今回の研究で自分自身食事は必要なくなり、さらに常識離れを促進させてしまい、一般常識内の『ヒト』には戻れなくなってしまったかもしれない。

しかしこの理論が一般化し、何も食べなくても生きていけるということが実証されたならば、ヒトは飢餓の恐怖から逃れられることになる。すなわち働かなくても良い、お金の価値もさほどなくなってしまうということだ。

人類の進化とはこんなところから始まるのかもしれない。



退化の果てに今があるのか、進化の途中に今があるのかはわからないが、幾多の時代を乗り切った人類はもともと独立栄養生物であったと考える方が正しいようにも思える。