「傷つく」は「気付く」こと | 狛江発!笑う社長夫人のニッポンセキララブログ

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「週刊大衆」で人妻評論家として15年に渡りエッセイを連載後、日本では珍しい特殊撮影の会社「株式会社ロケット」を狛江市にて夫婦で起業、取締役に就任、今年6月で12年目を迎える。会社でのこと、家庭でのことを、関西人ならではのオモローな切口で書いて行きます!

日々生きていると、日々何かしら、

心がチクリとすることがあります。

それでも、20代の頃よりは傷つかなくなったと思う。

あん時は、やたらと失敗しては泣いていたっけな?

勝手に思い込んで、

自分から傷つくこと(当時、二股かけられていた彼に連絡を取り、相手の女含め3人で話し合い)を選んで、

とにかく、傷だらけでした。

でも、最近は違います。

なぜかって?!

それは、自分なりに己の立ち位置を分かっているから。

私は会社の役員であり、旦那さんと一緒に、

社員さんの生活を担っているということ。

また、もういい大人なんだから、

自分勝手に落ち込んだり、

不貞腐れたりすることは、

あまり生産的じゃない。

つまりは、それなりに生きてきた経験が、

学習効果となっているように思う。

さらには、大人になればなるほど、

自分だけのために、使える時間は限られてくるので、

クヨクヨしても仕方ないから!

そう、言い聞かせては、

気持ちの強弱をつけないよう、

心の揺れ幅が大きくならないよう、

無邪気にになり過ぎないよう、

コントロールするよう、気を付けているのです。

それでも、

にんげんだもの(by 相田みつを)。

昔の様に、

いきなりナイフで腹を刺されるような瀕死の傷(それも今思えば、かすり傷だったよなあ~!)を、追うことは少なくなったように思うけど、

例えるなら、

まるで紙でスーッと指を切って、

薄っすら血が滲むような些細な痛みは、  

うっかりよく負ってしまう私。

大したことないんだけど、

結構痛い。

でも、はたと思う。

傷ついてなんかいない。

人は他人の言葉になんかに傷付かない。

自分勝手に「反応している」だけだということを。

心の痛手って、自分が何かに反応していて、

それが「何に反応しているのか?」を、

冷静に分析してみると、

今の自分の本当の気持ちが分かる。

心の底で強く思っていることがあっても、

それをごまかしていた自分に気付いたり、

自分自身に自信がないゆえに、 

見て見ぬ振りをしていたことが、

今の痛みで浮き彫りになっている。

そう思えば、

「傷つきがい」があったんぢゃないだろーか。

傷ついて初めて気付かされたのなら、

むしろ、歓迎すべき痛みとちゃうか?

これは、ある意味チャンス!

神様、サンキューと、

力強く立ち上がり、

新しい一歩を踏み出すのだ!


…それでは、また、明日も「にんみつワールド」でお待ちしております~!