そういえば、ひょんなことからCAテクノロジー内で新規事業をやることになり、
現在事業本部長として働いています。

事業本部長っていう肩書は「親が喜びそうだから」、という理由でこれにしました。

いつものように「何を付けてもいいよ」と言われたので事業責任者、ゼネラルマネージャー
などの案もあったのですが、「部長」ってついてた方が息子がちょっと出世したんだな感
が出るかなと思いまして。

G4に昇格したけれども、CA外の人にはG4が何かなんてわからないですからね。

で、事業本部長とはいえまだ2人での立ち上げなので当然僕も営業電話をしてます。
その時に思ったことととか。

■受話器が爆発してくれないだろうか


僕は、つい先月までマーケティング局にいたので営業電話を受けてました。
で、営業電話を受ける側は何を思ってるかというと大体以下の通りです。

・早く電話を切ってくれ
・切らないなら死んでくれ
・死なないならお前の受話器だけ爆発しろ

まぁ、要するに結構迷惑なわけですね。

この事実は、何をどうしても否定できないことだと思います。

立場が変わり今度は僕が電話をする側になりましたが、
いつも念頭にこのことがあります。

■アポ電の品格


アポ電をなくすことなんて今のフェーズではそもそもできません。
だから、僕は以下の事を気を付けています。

・電話に出てもらえたら「お忙しいところ失礼します」、電話を切るときには
 「貴重なお時間をありがとうございました」と心をこめて言う。

・大前提として、僕らの商品はきちんと社会的意義があること

・受注につながっても、繋がらなくても僕と電話をしたことで相手に何か
 メリットがあること
  ⇒これは「あいさつが気持ちいい」でも「得する情報が分かった」でも良い

今は2人の部署ですが、そのうち人が増えるでしょう。

その時に、入ってくる人達にちゃんと自分の行動は社会的に意義があると
思って働いてほしいし、電話を受けるお客様には不快な思いをしてもらいたくない。

売上を上げるためには電話が必要なんだけど、だからって相手を尊重しなくて良い
ってわけでは無いから。

初心忘れるべからず。
この初心だけはずっと、忘れないでいたい。


そいえば昨日この本を読んだのですが、
生かせるところが多くて結構良かったです。

どちらかというと、電話で完結する営業の本なんですけどね。

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