サイバーエージェントにも新入社員の皆様が入社してきました。

先ほど事業説明会で皆さんの前に立っていたんですが、
百人百様のやってやる感がみなぎる、とてもいい顔をされておりました。

で、

このシーズンになるといつも気になっていることをちらりと書いておこうと思います。
それは、事業部による新入社員のリクルーティングについてです。

今日のニッパウ-new_face
by we-make-money-not-art



部署によってなのですが、この時期に積極的にリクルーティング行う部署があります。

言い方は悪いですが、申し訳ないですが、「囲い込もう」という意識が一連の
活動を通じてかなり垣間見られる活動と言えます。

僕は、いつもそれを微妙な気持ちで眺めています。

何故なら、前年に「囲い込まれた」人達のその後を聞くと、
必ずしも幸せになっているわけではないような気がするからです。

入る前はあれだけ褒めてた人達は、今の彼らに何をしてあげてるんだろう?
とよく思います。

じゃぁ、どういう人が幸せなのかというと、少なからず自分の意思で
部署やキャリアを選択した人達は今でもいきいき働いている噂をよく聞きます。

選択する理由は、あまり関係ないような気がします。
それよりも、選択に対する覚悟が大きいと思います。

僕らの同期にも「インターネット×出版を絶対にやりたい」と宣言し、
その通りアメーバブックスに配属されて今でも活躍している女性がいます。

「なんでもやります」と宣言してその通りバーを立ち上げるという仕事を任され、
その後同期最速でマネージャーになった人もいました。人というかいっちーですけど。

そういう意味で言うと、社会人生活のスタートは「どこの部署にいくか?」ということ
よりも「本当に自分で選んだか?」「配属された後、素直に全力を出したか?」
によって決まるのかもしれません。

「囲いこまれるか、覚悟をきめて仕事と向き合うか」と言い換えてもいいかもしれませんが、
この両者の差は大きいと、年々感じています。

僕は社会人生活を ドスベリ で幕明けたくちなのですが、
自分の仕事に対するスタンスはどこか、ニヒルな感じだったなと今思います。
「とりあえず営業」発想でしたしね。

当時の自分に会ったら、ほっぺたを20発くらいドロップキックしたい気分です。


大事なのは今のあなたじゃない。この先、どのくらい上を目指そうと思っているかだ。
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