石井社長 から勧められて読んだのですが、
たくさん学びがありました。

DeNA | 平成20年3月期 決算説明会資料

■アバターで3か月24億円の売上

上のスライドによると、モバゲータウンのQ売上が51億円。
下のスライドで見てみると、そのうちの47%がアバターなので
クオーターで約24億円をアバターのみで売り上げています。

他の収入はアフィリエイトが32%で広告が21%。

さらに、課金売上の多くを支えているのは18歳以上のユーザーで
あることが伺えます。

mobaga_salesmobaga_accounts

■世代別の売上

10代とそれ以外のユーザーでは6:4なので、
会員数を1,000万人として、

10代:400万人、アバター収入3.8億円、ひとりあたり 95円
以外:600万人、アバター収入20.1億円、ひとりあたり 335円

という計算です。

これだけ見ると10代以外が重要じゃん!と思いそうですが、
そうではないと考えます。

モバゲータウンの広告は登録やクリックインセンティブがついていたと
思うので、若いユーザーが比較的広告に反応している(広告効果を支えている)
のではないかと思います。

そう考えると、時間がある若い人達からは広告収入を、
時間が無いけどお金はある程度ある20代以上の利用者には
アバターとECを楽しんでもらってフィーを取るという、
とてもきれいな構造になってるんですね。