via adCenter Blog

USのSony が行った調査に実験調査によると、
リスティング広告を通じて購買意向の向上が認められたそうです。

実験サマリーは以下のとおり。
仔細を明かせないのか、だいぶざっくりしてます。

フルテキストはこちらから。

Sony Sees Lift in Brand Awareness Through Search Campaign - Microsoft Digital Advertising Solutions


【目的】
 高いROIを維持しながら、検索キャンペーンを
 通じて競合よりも優位に立つこと。

【結果】
 14.5%の購買意向上昇が見られた。
 8.9%、他の人に勧めたいという意向の上昇が見られた。
 Sony をその分野のリーダーと認知する人が20.9%増えた。

パネルは Comscore のものを利用したそうですが、
本実験のデータの取得方法などは不明です。

で、検索とブランディングという文脈でみてみると、
海外では結構いろんなところがデータを出しています。
興味のある方は一度検索してみてください

こういう話が通る大前提として、
「検索連動広告上位のサイトは信頼されやすいんだ」もしくは、
「検索をする人はより上位のサイトを重要と認識する」という
ことを証明する調査が必要で、かつそれが一般単語でも
通用するという証明が必要です。

それが無ければ、「いやいやいや。トヨタで検索してトヨタ出てくるのは
あたりまえじゃん。ハイブリッドで検索して上位だとハイブリッドの中でも
信頼されるブランドなんですかどうですか?」

と思ってたんですが、そういう調査もありました。


「燃費の良い車」で検索して、ホンダがトップに出てきてたそうなんですが、
それによって、
 ホンダのリスティング広告を見て、かつ検索結果にも出てきているのを
 みた被験者は、16%多く他のブランドの車よりもホンダの車の方が
 燃費が良いと感じた。

 検索結果に出ていて、かつホンダのリスティングも見た人は
 ホンダを想起する確率が42%高い

 The Brand Lift of Search
ということが確認できたみたいです。

社名で検索して社のページが出てくるのはどちらかといえば
そうじゃないとまずい部類だと思うのですが、
一般単語で上位表示はまだまだ面白い部分が隠れていそうです。