新しい理論って、理論だけではどうしようもないよねという話。

僕がメディアの営業を代理店さんに向けてしていた時、
ちょうどブログをキャンペーンに活用しようという時期でした。

それを受けて生活者の行動が、とか、ブログがどれくらい
広まっているのかみたいな話をしに行くのですが、
決まって言われるのは「事例を出してください」ということ。

要するに、AISASだの、クラッターだの、クチコミだの、
WOMMAの分類だけの話をしてもあまり意味が無くて、
「それによって観察される変化をデータか事例で出してくださいね。」
ということなのです。

で。

事例に関して言うと大体以下のポイントが入っていると
相手の同意を得られやすかったです。
*当たり前ですが、第3者から見てオープンな情報以外は
 全て広告主の許可を得ないと公開できません。

キャンペーンの・・・
 広告主
 目的
 期間(事例によっては必要ない
 施策
 目的に対する効果指標
 結果
 考察

考察はひとことで言うとポイントです。
成功にしろ、失敗にしろ「ポイントはなんだったか?」ということを
大体聞かれますので、はじめから入れておくと便利です。

逆に言うと、これらの要素がそろってない事例の話をしても、
代理店さんから相手にされない可能性の方が高いです。

なんでこんな話を書いているかというと
本日プレゼンがあるからです。

お相手は学生さんなのですが、
失礼の無いように事例もガチで用意してます。

多分資料を公開しても問題なさそうなので、終わったら公開するかもしれません。