昨日のジョブスの本から。
因みにWeb2.0の2.0とは何も関係ありません。

【1.0な会社】(ex:昔のアップル)
- 新しいものを発明するのが好きで、そこにものすごく情熱をかける
- コピーなんて死んでもしない
- でもリリース後の改良には情熱が向かない
- だから作ったものを改良もしないで新しいものを作り始める。結果シェア不発。
- セクシーな製品を作る
- 「人々に何が欲しいかを尋ねたら“もっと速い馬を”と答えただろう」

【2.0な会社】(ex:マイクロソフト)
- 改良が得意
- コピーも躊躇無くする。便利になるならそれでOK。
- デザインセンスがかわいそうなくらいに、ない。
- 市場に支持されるのはこちらだったりする。
- ユーザーに受けているものとか、好きなものにすごく敏感。

【1.0+2.0】 今のアップル

革新や発明(1.0)に必要なのはユーザーの声ではない。情熱とセンスだ。
但し、改良(2.0)にユーザーの声は必須だ。

そして、改良されないものは敗れ去る。

もちろん、サービスが立ち上がってから大きな転換が必要に
なることもあるだろう。
その時には、もちろんユーザーの声は再び余り関係なくなる。

フォードが勝ったのは、速い馬の代わりに車を作った後、
その車を改良し続けたからだと思う。