こないだの日経にこんな記事がありました↓(リンク先はPRです、あしからず)

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=124882&lindID=1


技術屋さんじゃないんで詳しいことは分からないのですが、

どうやら光ファイバー網が既存施設を利用しながらさらに効率的に

データ転送を行えるようになるようですね。


んで、そうくると思い出すのはこちら↓

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060222/230391/


いわゆる“インフラただ乗り論”ですね。

いや、携帯電話の時も思うんですけど、インフラのただノリを許さんって

お門違いじゃないですか?と思うんですよ。


だって、あんたら。

「この料金で接続して良いですよ。データ届けますよ」って言ったんでしょ?

中継プロバイダにお金払うの、あんたらの役目じゃないの?


莫大なコストは掛かるわけ。みんな使うわけ、しかもそれをじゃかじゃか。

でさ、その上でコンテンツだの何だので儲けてペイするのが

低料金、定額制を前提とした時のインフラ事業じゃんか。


これ、孫正義氏がADSLに参入するときには言ってたことだよね?

垂直に事業を伸ばして収益を出すって。


ちなみに、トラフィックの増大量がどれ位ヤバイかは↓に大変良く

まとまっています。

http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000141.html


こちら参考にしますと、悲鳴を上げているのは

データの中継をしているプロバイダ群だそうです。


つまり、ネット経由でデータを甲から乙に届けるためには、

甲⇒プロバイダA⇒B⇒・・・⇒C⇒乙という風にデータが動いているワケで、

仮に甲がGyaoだとすると、

Aには金を払っているけど、BやCはタダでデータの中継をしなければならない

って事らしいですね。


で、零細企業のBとかCは

「金もらってねーのに設備増強しなきゃダメなんだけど!」

というのが我慢ならんと。

・・・つぶれちゃえばいいじゃないですか、そんなとこ。


仮に、仮にですよ。BとかCがプロバイダAのグループ企業だとして、

それでももらってるお金とは比較にならない位トラフィックやばいんでしょうか?


もしも、「そうではない。Gyaoからウチが金貰えればOKなんだよ。そうすれば

トラフィックの増加とも見合うよ」

っていうことであれば、プロバイダ周りで淘汰が起こった方が良いですよね?


もう、大手2,3社くらいになるっていう勢いで。


マイケルムーアもドットコムバブルがはじけて企業がつぶれまくってた時

言ってたじゃないですか。

最初は何百という会社ができ、そしてつぶれて、最終的に少数に収束していく。

バブルって騒いでるけど、車業界を見ろ。これは資本主義だ。って。


Gyaoから『ネットワーク接続料』って名目でお金取ったって良いけど、

いくつもプロバイダがある現状では、それじゃ追いつかないでしょ。


日本にあるプロバイダが2~3個になればこの問題って解決しないですかね?

少数になったら俺は「インターネット税」払ったっていいですよ。

それをプロバイダに分けて「設備投資に使ってね」ってことなら。


そうでもないのかな。