その3です。最終回です(^^)。
(書いていたら長くなってしまったブログの最終回です。)
その2は→ここをクリック その1は→ここをクリック

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<その3>
私の疑問だった、
「何で、ゴシゴシ洗わないのか???
髪にシャンプーを付けて、なでるように洗っているだけでは
汚れが取れないんじゃないの? 」
と思っていたけど、まさかそんな理由があったとは。。。
そして、まだ、一緒にお風呂に入っていた頃に、
私「ちゃんと洗いな」「もっとゴシゴシしな」
息子:全くゴシゴシせず、なでるように洗いながら「ちゃんと洗ってるよ」
私「え、洗えてないじゃん」
息子「洗ってるよ」
と何度も繰り返されたやりとりは全く交わっていない不毛のものだったんだぁ・・・。
今になって、やっと気づく!!
私「え、でも、ちゃんと洗えてないよ」=頭皮を洗っていない
息子「え、ちゃんと洗ってるよ」=なでるようにちゃんと髪を洗ってる
どこにでもある会話だけど、
ラビリンス〈迷宮〉のような会話だったんだぁぁあ。。。(これも毎回思う)
【なるほど~~。伝わらなかったはずだぁ―――(心の声)】
そして、相手に伝わっていなければ、相手はやらない(実行しない、行動しない)という
あたりまえのことも思い知らされ、
「何度も教えてもできないのは、教え方に問題がある」という
教育現場でも、仕事でもよく使われる この言葉を
改めてかみしめ、
この一瞬で、実にいろいろなことを感じる瞬間。
「だから、ずっと、そうやって洗っていたんだぁ」と やっとわかった私。
肌が敏感なので、ゴシゴシ洗うことを嫌ってできないのかと思ってたけど
それは、私の勝手な思い込みでした(苦笑)。
そして、
以前の息子なら、上手く表現できなかったことが、最近はできるようになってきたことで
更に、異文化理解が深まりやすくなりました。
今回は、身振り付きで話したことが偉かった。
ボディーラングエージは重要です。同じイメージを共有しやすくなるから。
頭をなでるしぐさをして
息子「ね、髪 洗ってるでしょ」と。
私「あー、確かに、そうやってたね。。。
ずっと、そうやって、ちゃんと 髪 を洗っていたんだねぇ。
でもね、
髪を洗うっていうのは、一般には、頭皮を洗うことを言うんだよ。
地肌に汚れが〇$△◇※・・・・。CMでも、そうやって洗ってるでしょ。
ああやって、地肌も洗って、汚れをきれいにしてるんだよ」
一方、私の心の中、
【≪髪を洗うのは、髪の毛以外にも地肌を洗って汚れを取る≫ と思っているから、
そのようにCMを見ているわけで、
≪髪の毛(だけ)を洗っている≫と思っている息子は、これまた
髪の毛しか洗っていないと思ってCMを見ている。
でも、確かに、髪を洗う とは 言っているけれど
その中には、髪の毛と、頭皮(地肌)を洗うという言葉も含まれているが、
文字や、表現としては隠れていて見えない部分だから、
「なんとなく、こんな感じ?」ということがない文化の人たちには
「髪を洗う」=頭皮を洗う は びっくりなことで、
へぇ~、そういう意味なの?ということになるのか。。。。 】
と、
高速回転で、その場に起きたことを理解しようとする。
そして、こういう時はこういうことで、
こうなって、ああいう意味があって・・・と 話していくと、
息子も
「えー、そうだったのぉ~、知らなかった。だって、○○っていうからさぁ」と
「え、だって、おかしいでしょ。だって、○○っていうんだから、
髪を洗うんじゃなくて、皮膚を洗うっていこと?」と、
息子なりに、一生懸命伝わる工夫や、わかる工夫をしたり、
いや、こっちの文化が間違ってるでしょと言ってきたり。
でも、こっちの文化で生きて行くのだから、やるやらないは別として
こっちのやり方を教えておく必要があり、
小さい時に外国に住んでいた帰国子女のよう説明するイメージで
「こっちの文化は、○○で、まるまるだから、
あなたの言っていることは正しいかもしれないけど、
その言い方だと、勘違いされるわね」などと、説明をしていくのが
うちの異文化理解会議。
で、こっちの文化だけでなく、
息子の文化を知る度に、
「えーーー!!」と驚き、
息子も
「えーーー、なんで?」と驚く。
双方で驚きあうことがとっても大切だと思っています。
毎回は楽しみながらできないけどね(苦笑)。
私に暇を与えない息子に感謝です。
ありがとねー。そして、頑張って生きている息子を「えらい!」とも思います。
息子も日々、私が思っているような思いでいるんだろうなぁ。。。
どっちがよくて、どっちが悪いという話ではないと思う。
だって、こっち目線で見たらこうだけど、相手目線で見たらこっちがおかしい。
だから、異文化理解なんだよね。尊重しあうことも必要です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おしまい(^^)
長い話になってしまいましたが、呼んでくださった方々、ありがとうございました。
(書いていたら長くなってしまったブログの最終回です。)
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<その3>
私の疑問だった、
「何で、ゴシゴシ洗わないのか???
髪にシャンプーを付けて、なでるように洗っているだけでは
汚れが取れないんじゃないの? 」
と思っていたけど、まさかそんな理由があったとは。。。
そして、まだ、一緒にお風呂に入っていた頃に、
私「ちゃんと洗いな」「もっとゴシゴシしな」
息子:全くゴシゴシせず、なでるように洗いながら「ちゃんと洗ってるよ」
私「え、洗えてないじゃん」
息子「洗ってるよ」
と何度も繰り返されたやりとりは全く交わっていない不毛のものだったんだぁ・・・。
今になって、やっと気づく!!
私「え、でも、ちゃんと洗えてないよ」=頭皮を洗っていない
息子「え、ちゃんと洗ってるよ」=なでるようにちゃんと髪を洗ってる
どこにでもある会話だけど、
ラビリンス〈迷宮〉のような会話だったんだぁぁあ。。。(これも毎回思う)
【なるほど~~。伝わらなかったはずだぁ―――(心の声)】
そして、相手に伝わっていなければ、相手はやらない(実行しない、行動しない)という
あたりまえのことも思い知らされ、
「何度も教えてもできないのは、教え方に問題がある」という
教育現場でも、仕事でもよく使われる この言葉を
改めてかみしめ、
この一瞬で、実にいろいろなことを感じる瞬間。
「だから、ずっと、そうやって洗っていたんだぁ」と やっとわかった私。
肌が敏感なので、ゴシゴシ洗うことを嫌ってできないのかと思ってたけど
それは、私の勝手な思い込みでした(苦笑)。
そして、
以前の息子なら、上手く表現できなかったことが、最近はできるようになってきたことで
更に、異文化理解が深まりやすくなりました。
今回は、身振り付きで話したことが偉かった。
ボディーラングエージは重要です。同じイメージを共有しやすくなるから。
頭をなでるしぐさをして
息子「ね、髪 洗ってるでしょ」と。
私「あー、確かに、そうやってたね。。。
ずっと、そうやって、ちゃんと 髪 を洗っていたんだねぇ。
でもね、
髪を洗うっていうのは、一般には、頭皮を洗うことを言うんだよ。
地肌に汚れが〇$△◇※・・・・。CMでも、そうやって洗ってるでしょ。
ああやって、地肌も洗って、汚れをきれいにしてるんだよ」
一方、私の心の中、
【≪髪を洗うのは、髪の毛以外にも地肌を洗って汚れを取る≫ と思っているから、
そのようにCMを見ているわけで、
≪髪の毛(だけ)を洗っている≫と思っている息子は、これまた
髪の毛しか洗っていないと思ってCMを見ている。
でも、確かに、髪を洗う とは 言っているけれど
その中には、髪の毛と、頭皮(地肌)を洗うという言葉も含まれているが、
文字や、表現としては隠れていて見えない部分だから、
「なんとなく、こんな感じ?」ということがない文化の人たちには
「髪を洗う」=頭皮を洗う は びっくりなことで、
へぇ~、そういう意味なの?ということになるのか。。。。 】
と、
高速回転で、その場に起きたことを理解しようとする。
そして、こういう時はこういうことで、
こうなって、ああいう意味があって・・・と 話していくと、
息子も
「えー、そうだったのぉ~、知らなかった。だって、○○っていうからさぁ」と
「え、だって、おかしいでしょ。だって、○○っていうんだから、
髪を洗うんじゃなくて、皮膚を洗うっていこと?」と、
息子なりに、一生懸命伝わる工夫や、わかる工夫をしたり、
いや、こっちの文化が間違ってるでしょと言ってきたり。
でも、こっちの文化で生きて行くのだから、やるやらないは別として
こっちのやり方を教えておく必要があり、
小さい時に外国に住んでいた帰国子女のよう説明するイメージで
「こっちの文化は、○○で、まるまるだから、
あなたの言っていることは正しいかもしれないけど、
その言い方だと、勘違いされるわね」などと、説明をしていくのが
うちの異文化理解会議。
で、こっちの文化だけでなく、
息子の文化を知る度に、
「えーーー!!」と驚き、
息子も
「えーーー、なんで?」と驚く。
双方で驚きあうことがとっても大切だと思っています。
毎回は楽しみながらできないけどね(苦笑)。
私に暇を与えない息子に感謝です。
ありがとねー。そして、頑張って生きている息子を「えらい!」とも思います。
息子も日々、私が思っているような思いでいるんだろうなぁ。。。
どっちがよくて、どっちが悪いという話ではないと思う。
だって、こっち目線で見たらこうだけど、相手目線で見たらこっちがおかしい。
だから、異文化理解なんだよね。尊重しあうことも必要です。
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おしまい(^^)
長い話になってしまいましたが、呼んでくださった方々、ありがとうございました。