「ニオイで女性に嫌われない方法」（電子書籍限定）の著者、
におい刑事／臭気判定士の松林です。
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GW期間をはじめ、休日や出張時の移動で、
ビジネス書ほど深く考えずに、
それでいてビジネス書なみに学びもある
ビジネス小説として、高杉良氏の著書は
たびたび本ブログでも紹介させていただいております。
今回は、
小説 巨大証券
を何度目かの読了したので、記載しておきます。
Wikipediaによると、丸野証券は野村證券がモデルであり、
主人公がつとめる日和証券は、日興証券、山一証券、大和証券を
合わせたと書いてあります。
つまり、主幹事やインサイダーをめぐる証券会社の争いが
生々しく描かれており、全くその業界に縁のない
ニオイ刑事にとっては、興味深いものがありました。
いつも通り、ストーリーには触れず、
あくまで学びとなった腺引きポイントだけ。
生きがい
・・
男にとって仕事が生き甲斐なんじゃないのか？
本書ではポケベル時代なのですが、
ポケベルの電源を切るかどうかという会話も出てきます。
今であれば、商談中は携帯電話やスマホやマナーモードが
当然なのですが、がんがん電話が鳴っていた方が
仕事している感が出るという意見もあるようで・・。
仕事の信条
・・
周囲を引きずり回せ。ひきずる者とひきずられる者とでは
永い間に天地の開きが出る。
仕事とは与えられるべきものではなく、
自らつくりだすものだ。
という２点は、電通の鬼１０則をモデルにしているのかな。
確か鬼十則は、今はあまり堂々と掲げられていないとか
ネットで観た事もあったような気がしますが、
ニオイデカは鬼十則、好きです。
自社株
・・
役員がどれだけ自社株を持っているかで、当該企業の未来が
予測できる、と言った先輩社員がいるが、感覚的には
説得力があるように思える。
逆に言えば役員クラスが自社株を買わないような会社では
見通しは暗い、ということになる。
会議
・・
どうでもいい会議が多くてかなわん。
仕事ができないやつに限って会議をやりたがるんだ。
というのも、あながち外れではないですよね。
弊社も昔は、月に１回、東京・名古屋・大阪の全員が集まり
会議をやっていたのですが、いつの間にか、なくなりました。
その代わり、必要な時は必要なメンバーだけで集まり、
内容の濃いミーティングや役員会議をするようになりました。
人間関係
・・
廊下の立ち話であれ、ちょっと挨拶するだけで態度が変わってきたように
思える。人間関係とはそうしたものだ。
そんなことはわかっていて、手を抜いていた不明を
恥じなければならない。
今はメールだってなんだってある時代。
やりようはいくらでもあるからこそ、難しい時代かもしれませんね。
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