せかむぢゅ♡図書委員の初恋・5 | 黒チョコの嵐さんと大宮さん妄想書庫

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嵐さんが好きです。二宮さんが好きです。大宮さんが好きです。

こちらは妄想書庫でございます。大変な腐りようです。足を踏み入れる方は、お気をつけくださいませ。

※BL妄想日記です


苦手な方はお気をつけください。





















「鮫ちゃんすごいね、ダンスやったことあるの?」

「将来的に必要になるから勉強はしている」

「おー!さすが王子様だね!

ところでニノちゃん?どしたの?」



腰がくすぐったいような、熱いようなかんじがして

鮫島くんの顔もすぐ近くにあって、なんだかもう色々いっぱい大変だっ!



「二宮」

「はひっ!」

「そんなに固まっていては踊れないじゃないか」

「おど…おどっ…踊るの!無理かもしれません!」

「ダンスなんて初めてだもんね、出来なくて当たり前だよ、大丈夫大丈夫!」



マサキくんが明るくフォローしてくれたけど、僕には無理だと思った






「さてと、始めましょうか~!」



劇の練習が終わってみんなが帰った後、僕の特訓が始まった



「あの…鮫島くん、ごめんね」

「なにが」

「僕が上手くやれないからこんなことに巻き込んでしまって…」

「気にするな、勉強すれば誰にでも出来る

それに二宮を姫に選んだのは俺だ

責任と義務がある

ほら、ボケッとするな、特訓だ」

「にゃひっ」



腰に手が回されて、腰が引き寄せられて、腰が密着する



「俺が左足を出すから、二宮は右足を後ろに引け、せーの」

「みぎゃっ」



僕の足の間に、鮫島くんの足が!!



「次は逆の足だ、せーの」

「んぎゃっ」

「次はまた右足」

「あはーっ」

「左足」

「むきゃーっ」



腰は密着したまま太股に太股が擦れて、声にならない声が次々と出てしまう




「にのちゃ~ん、形はいいんだけどさ、その声、なんとかならない?」

「ならなぁーい!」

「相葉は静かに見てろ、二宮は休むな、馴れれば大丈夫だ、ほら、足!」

「きゃひんっ」



一日目の特訓が終わる頃、僕はもうヘトヘトだった





「弟が待ってるから先に帰るね!お疲れ~!」

「お疲れさまぁ…」



最後まで居てくれたマサキくんが帰ると、教室はシーンとなった


鮫島くんもすぐに帰ってしまうと思ったけど、窓際に立ってなにかを見てる



…なんだろう?


なにか居るのかな?




「なに見てるの?」

「メダカ、数日前に孵化したんだ」

「へぇ~ 知らなかった!わ~!ちっちゃいな~ 可愛いねぇ」

「いつか自分で飼いたいんだ」

「そっか、鮫島くんはずっと飼育委員だもんね?」

「そう」

「きっといつかたくさん飼えるよっ」



いつもはすぐに終わってしまう会話がスムーズに続いていて

僕はとっても嬉しかった




「最後に今日やったやつの復習、もう一回だけやるぞ」

「はいっ」

















つづく