砂場のメンテナンスを兼ねて、一年半振りに気仙沼の母(理事長)の元を訪ねてみました。
砂場は2年間のアフター付きと約束してたし(笑)
一年半振りのおひさまは“保育園”になってた。
園児も増え、山形の建設会社さんのお力で園は増設。
優雅に泳ぐ鯉のぼりに、沢山の花たち。
園児も一年半前は30?40?名だったのが、この春で80名になったとか…
「海岸沿いを見ながら、9時頃に行きます。」と伝えていたのに、7時半には保育園へ様子を見に来てくれていたとか…
相変わらず、母は誰よりも優しい。
俺「砂場、何処も壊れてないですね。メールの返信が無かったから、もう無くなってるのかと思いましたよ。」
理事長「何も無いって言ったら、来なかったでしょ?」
母は人垂らしだ(笑)
制作時に円が歪んでいた所の手直し。
看板もしっかりと固定されてる。
まだまだ大丈夫。
園庭に象徴の様に立っている樹木周りのメンテナンス。
一年半前に牡鹿から運んだ4tもの砂は既に追加されているらしい(笑)
そんなに遊んでくれてんだな。
素直に嬉しい。
当時、沢山のご協力を下さった方、あの時のご支援はこうやって今も生きているよ。
なので、園庭に散らばった砂場の砂集めも(笑)
俺「里帰りみたいじゃないですか(笑)」
理事長「宿題用意しておくから。」
やっぱり先生だ…
はい宿題。
こいつの再塗装。
一部の木部がササクレだって、怪我をしそうな部位がある。
少しサンダーをかけて、バリを取って、木部を水性塗料で再塗装。
2人で一日位の作業かな?
理事長「こうやって自立しているのに、いつまで甘えて良いのか…」
理事長から良く出る言葉。
ボランティア、お手伝いとしてはもう来てないよ。
おひさま保育園を応援する、いちサポーターであり、500km離れたご近所さんみたいなもんだから(笑)
子供達の笑顔の為に何かをさせてもらえるなんて、寧ろ、有難い話ですわ。
気仙沼を後にしてからは女川町へ。
去年、お神輿を担がせて頂いた時、嵩上げが始まる予定だったので、嵩上げが進んだ町の状況を見ておきたかったのと、女川町の知り合いがお店をOpenしたのでそこへ。
嵩上げ。
一言で何メートルって言われたって、この上に町が出来るなんて…
凄い圧迫感。
これで3メートル位かな?
気を使わせてはと思って、ノンアポ(会えて良かった(笑))。
嵩上げが思った程進んでいないと感じたので、話を聞いたら、“土器”が出て来たらしく、一部で工事が中断していると…
埋蔵物保存法ってやつ。
ようやく始まった嵩上げ工事が、土器に半年も阻まれるなんて、誰が想像出来ただろう…
幼稚園やご自宅を無くされながら、想像も出来ない困難に立ち向かい、後ろに下がったり、前に進んだりしている人達。
何にも出来ないけど、また遊びに伺います。