新年度が始まりましたね、ってあまり明けた感覚はないのですが、

新年度明けましておめでとうございます。


原発は一難去ってまた百難といった具合なんでしょうか。


そうそう、4月から新聞を取り始めました。

べ、別に新米5キロに惹かれたとか、購読料安くしてくれたとか、

そんなんじゃないですよ。うん、違う。多分。


今日、友人のブログタイトルにジャズが嫌いな理由と書かれており、

今夜の自分のブログは、なんとなく反論っぽくも言いたいこともわかる的な感じのブログになりそうです。


友人の言いたいことは、要約すると「ジャズのみを演奏している人間が嫌い」ということ。


曰く、演奏後にキミはジャズじゃないとか言われたり。


曰く、偉そうにしているとか。


まあまあ、分からなくもない話だなと思いながら拝見してましたが、

ここで、「ジャズを演奏している人間」のことが嫌いな人が高確率で言う

「あれはジャズではない。」というワードは何なのでしょう。


何を指して、ジャズではないという言葉が出てくるのか。


リズムが違うから?


コード進行が違うから?


御約束を知らないから?


上に書いた事で、「ジャズではない」と言われたら、それを言った人は眉唾ものと

考えていいのではないでしょうか。


自分が考える、「ジャズではない」定義とは、

ジャズ言語をしゃべっているかに尽きると思っています。

いわゆる4ビートをやっているにしても、コードに対するスケールが合っていようとも、

それを「ジャズ語」で演奏してなければ、ジャズにはならないと思います。


それを踏まえたうえで「ジャズではない」という事が言えるのではないでしょうか。


それを言われた方は、確かにムッとするかもしれませんが、しょうがない。

それは自分自身の勉強不足ですから。素直に頭を下げるよりないですね。


自分が経験した逆のパターンもありますよ。


つまり、ポップスの常識やファンクの御約束を知らないが為に、随分とバカにされたもんです。

自分を良く書く気はありませんが、その時は素直に頭を下げました。(ムッとしながら)

自分はジャズドラマーだからと片肘張ってもしょうがないですからね。

相手の土俵で戦わない限り、何も成果は得られないわけです。それが勉強な気がします。


ですが、自分の場合はポップス屋ファンク(フュージョン含む)屋が苦手です。

もちろん叩くのも苦手です。


とまあ、コメント欄もその友人のブログに肯定的なコメントばかり。

ひどいのになるとジャズを「あんなの」呼ばわり。

正直気持ちの良いものではありません。


「あんなの」呼ばわりした方は、以前一緒に「ジャズ」を演奏した事があるのですが、

はてさて、自分はジャズをやっていたつもりですが、彼は何をやっていたのでしょうか。

そんなに嫌わなくてもいいのにね。


でも、友人と一緒に演奏するのは好きです。楽しいから。

いつも、上手くグルーブできなくてごめんねと思うけど。

コメントを書いている人たちとも演奏したことがあるけど、いつも楽しい。

なぜなら、良いから。


そんなジャズ屋もいるのです。

一括りで見ないで欲しい。それは、自分自身にとって損になることだと思う。

友人も、コメントを書いた人たちも。


ただちにジャズを聴いてくれとは言わないが、ジャズを嫌わないでほしい。

日本のジャズメンも器のデカイ人たちはそれなりにいます。


と、ここまで書いて、やっぱり音楽は人がやるものだと、つくづく思います。

良い出会いもあれば、悪い出会いもあるのだなと思いました。


新年度明けて、これからも良い出会いがあるよう願うばかりです。


ではでは。