わたしたちは幸せになりたいと望みながら
何が幸せなのかよくわからず
漠然と漂うように流れゆく時間の中をさまよってしまいます。
ある時はお金持ちが幸せなのだと思い込み
周りから成功している人と思ってもらいたくて必死に頑張ったりします。
女性ならば愛する人と一緒に暮らすことが幸せだと思い込み
叶わぬ想いに魂を売り渡し、自分が見えなくなり
周りも自分も不幸にしてしまうことが往々にあります。
そんな時わたしたちはどこかで恐怖に晒されていることを意識できるはずです。
基準をお金においても、成功においても、恋愛においても
幻想を見ている限り
それは本物ではないので、焦燥感ばかりが募ります。
もし焦燥感を感じるとしたら
追い求めているものは幻想の幸せなんだと気づかなければいけません。
人から作られた幻想の「幸せ」ではなくて、自分の「本当の幸せ」に気づくとき
わたしたちは簡単に幸せになれます。
本当の幸せは胸にずしんと響くものがあります。
ものすごいリアルティがあります。
一緒に暮らしているペットが幸せそうにしているのを見るとき
身の回りにいる人が満ち足りて幸せそうにしているのを見るとき
みんなで一緒に楽しんでいるとき
暖かくて太陽が美しく輝いているとき
わたしたちは 《幸せの波動》 の中にいます。
その 《幸せの波動》 は自分で作り出したものです。
幸せは意識の中にあります。
身体に良いものを食べた方が健康に良いのですが
間違えてはいけないのは、状態よりも意識の方が大切なんです。
高級チョコレートはおいしいですが
チロルチョコレートしかなくて、とてもお腹が空いているとき
大事に思っている誰かと、その喜びを分かち合えたら
チロルチョコレートが最上の食べ物になります。
間違えてはいけないのは、幸せを作っているのは
物質や状態ではなくて、意識（わたしたちの心）だということです。
あなたが自分の家が好きならば
そこには家を手に入れるまでの努力があり、努力の中には家族を幸せにしたいという想いがあり、笑顔があふれる暖かい空間を作り上げてきたからです。そんな波動が家の中に満ち溢れ、外でどんなに疲れて帰って来ても家に帰れば癒される、元気になれると思うから
あなたは家が好きなのです。
もし、家族の中に病気の人がいても
病気という不幸を嘆くのではなく、その人と心がつながっていて
その人の存在があったから、幸せを感じることができた、暖かい想いはなくならず、
信頼の中にやさしいまなざしがあるから、あなたは幸せでいられるのです。
もし、あなたが車が好きならば
その車の製造、販売に携わった人たちが
あなたを幸せにしたい、この車に関係した人たちが皆幸せになれますように
といった無意識の願いを感じるから好きなのです。
なんでもそうです。そこに宿った無意識の暖かい波動を感じるから
わたしたちは幸せになれるのです。
外から幸せがやって来て、わたしたちを幸せにしてくれるわけではないのです。
自分が感じるんです。
目の前にある、想いを優しさを。
目の前に繰り広げられる奇跡を。
わたしたちの感じる世界は自分で作っている空間です。
愛の心があるから共鳴して、しあわせがやってきます。
暗いニュースや残酷な事件などが聞こえてきたりします。
それでも、その波動に流されてはいけないのです。
どうせ、この世界は頑張っても報われないなどと思わないでください。
親切にしても損するだけだとは思わないでください。
事実は真実だという人がいますが、本当の真実は起こったことの中身ではなく
真実に目を覚まさなかったことにあるのです。
意識である、自分の本当の姿、光の姿に気づくとき
人は歪みません。
もしかしたら、幸せになれないかもしれない・・・
失敗するかもしれない・・・
苦しいままかもしれない・・・
そう思うとき、わたしたちは無意識のうちに不幸を選んでいます。
盲目のまま、諦めてしまうとき、わたしたちは不幸になるのです。
それは自分に対する侮辱です。
本当の自分に気づいていないだけなのです。
わたしたちは意識体です。
わたしたちの意識は常に色んな世界を作り出し、幸せな世界も不幸な世界も同時に作り出しているのです。そして選んでいるのは自分なんです。
何が幸せな世界かは自分が一番よく知っているはずです。
すべては自分が作っているのだと自分に立ち返るとき
自分を信じられるとき
人は一番幸せでいられます。
たったひとりでいますぐ幸せでいられます。
それほど強いことはありません。
自分が幸せの中にいると強く信じられるとき
（言い聞かせるのではなく強力なリアルティがあります！）
わたしたちには周りの人も幸せにできる力があります！
だから、決して不幸になってはいけないのです。
このメッセージは数日前からやってきて
形にすることが難しくて消えかかったっていたものですが
やっと文章にすることができました。
わたしのガイドに感謝します。
