その利用者さんは認知症の度合いが進み、感情のコントロールが難しくなって来ていて、人を激しく罵ったり、機嫌良くしたりと、そんな風に過ごしている方なのですが…
前から、その利用者さんをお手伝いしてると心が折れるよね(^^;;
そんな会話は職員間では有りました。
私が入浴の担当の時に、最初はニコニコしていたのですが、お湯が体に掛かった途端豹変(笑)
あんた!そんな事したら、あたしを誰だと思ってるの!や、そんなあんたの洗い方が悪いんでしょう!
など、否定の言葉がポンポンと飛びたします。
勿論、私も仕事なので否定する事無く受け流します^_^
所が、長い時間お風呂でマンツーマンで対応していると、軽いボディーブローが効いて来ます(笑)
どんなにプラスの言葉で返しても、マイナスなトゲトゲした言葉で帰ってきます。
でも、イライラは移るので私の心は平穏に…
などと考えていて。
この方から学ぶ事は果たしてなんだろう?
ってふと思ったのです。
あー!やっぱり人は否定をされたくないんだな~。
自分の子供にも対した事は言っていないつもりでも、もう少し気を付けなければな~(≧∇≦)
と感じました。
そして、マイナスの言霊を吐き切った利用者さんは、午後からは天使の様な笑顔だったそうです(*^^*)
で、今日もその方の入浴担当だったので、
私自身に耳栓をしたのは…言うまでもありません(≧∇≦)
そしたら利用者さん、
『何でこんな耳の悪い人をよこしたのかしら!』ってご立腹でした(笑)
言霊は本当に大切ですね。