世界最大トカゲ 交配せずに産卵 -夢- | にっけいしんぶん新聞

世界最大トカゲ 交配せずに産卵 -夢-

英研究グループが発表 -42面-

世界最大のトカゲとされるコモドオオトカゲが、交配せずに子どもをつくる単為生殖をしていたことを、英国などの研究グループが明らかにし、21日付英科学雑誌ネイチャーで発表しました。
脊椎動物の単為生殖は珍しく、報告例は約70種、全体の0.1%に過ぎないといいます。
コモドオオトカゲは近年生息数が減少し、多くの動物園では雌だけを飼い、ペアリングさせるため雄だけが転々と移動していますが、こうした雌の隔離飼育が単為生殖を誘発したとみられます。


けっこう驚きました。
トカゲが、しかもあんなデカイのが単為生殖できるなんて。

といっても、それに驚いたからこの記事を取り上げたわけではありません。
実はただ単に・・・


好きなんですよ、コモドオオトカゲが。


いや別にカメレオンやイグアナやアオジタやらを家で飼ったりしてるわけではないですが、基本的に爬虫類系は昔から好きでして、子どもの頃は近所で捕まえてきた普通のトカゲを飼育ケースに入れて飼ったりもしてました。
小さいながらも自分の顔より大きなコオロギをぱくついたりする姿は、なかなか見ごたえもあり、可愛かったものです。
まあ最後は子どもらしく、エサや水をやるのを忘れて干からびさせてしまいましたが。

コモドドラゴンそんな記者が多少大きくなった頃だったと思うのですが、テレビで見たコモド島とかいうところに棲んでいるという、まるで恐竜のような巨大なトカゲ。
憧れました。
こりゃあなんとか近くで見たい、できることならその3メートルを超すという体を間近で見て触ってみたい、そう思いました。

日本では上野動物園でのみ飼育されているらしいのですがなかなか行く機会もなく、たとえ行ったとしても触れるはずもないですし、よし、いつかはコモド島へ行って野生のオオトカゲと触れ合おう、いやせっかくそんな遠くへ行くのだから、上にまたがってノシノシ歩いてやろう。
そんなふうに野望はエスカレートしたのです。
詳しくコモドオオトカゲのことを調べることもないまま。

ところが時は流れ記者は大人になり、インターネットも普及したつい最近、昔の夢をふと思い出してWikipediaで調べたところ・・・


「肉食性で、大食漢」

え?

「唾液には口の中の食べ残しなどを栄養としている他種類の腐敗細菌が棲んでおり、噛み付かれた獲物は傷口から入ったこの細菌により敗血症を起こし短時間で絶命する」

ええっ??

「如何に俊敏とはいえ・・・」

ええっっ!!??

「自身より遥かに動きの早い温血動物を捉えることが出来る理由は一度狩りの相手とみなした場合、あきらめず数十キロも何日間も追い続け、相手が根負けするまで追い続ける根気強さにある」


えええっっ!!??


・・・えーと・・・・・・

触れ合うには食われる覚悟、いや噛み付かれただけで死ぬ覚悟をもって、うまいこと隙を見て上に乗れたとしてものっしのっし歩くどころか相当俊敏で、そのあと逃げようとしたって何十キロでも何日間でも追いかけてこられて・・・

・・・。

やっぱり見るだけでいいです・・・。

こんど上野動物園に行くことにします・・・。



※解説はWikipediaより。画像も。