日本初!おこづかいで株式投資 -入門- | にっけいしんぶん新聞

日本初!おこづかいで株式投資 -入門-

キンカブ 日興コーディアル証券・YAHOO!JAPAN証券窓口 -17面-

日本初!おこづかいで株式投資「キンカブ」は、

「今月ピンチ!!
持っている株の中から5万円だけ売りたい!!」

「Yahoo!証券窓口だと便利だよね。
金額を指定して買えるのはここだけ!!」

「あれもこれも欲しいから、ちょっとずつ買えないかな。」

いろんなことができちゃう!!



昨日(20日)4年3ヶ月ぶりに13000円台を回復した日経平均は、本日(21日)も続伸し、終値は13196円となっております。
好調な相場を支えているのは外国人投資家ですが、本日も過去最高を更新した東証一部の出来高(取引株数)36億株という活況を少なからず支えているのは、やはり個人投資家なのであります。

ネット証券の普及で裾野を広げている個人投資家ですが、今回の広告のサービス(商品)は、さらに多様なニーズに対応したものとなっているようです。

すなわち、

「株数じゃなく、金額を指定して株式を購入できる」

というのです。

ヤフー!証券窓口のサイトによると、このサービス、「1万円以上1,000円単位の金額、もしくは小数点以下第5位までの株数を指定して株式の注文ができ、少ない資金でも自由に投資銘柄を選べる」といいます。

既存サービスの「ミニ株」をさらにすすめ、さらに小額で、それも金額ベースで買付数量を指定できるようにした、あるいは「累投」と同じ仕組みのものを日々自由に売買できるようにしたという感じですね。

最近は投資単位が小さくなってきているとはいえ、それでも数十万円の資金がないと1銘柄に投資できないのが通常です。
資金が100万円あってもせいぜい数銘柄にしか投資できず、あれもこれも買いたい方や分散投資でリスク分散を図りたいという方には限界がありました。

もちろんこのサービスは、取引時間中に自由に注文を出せるわけではなく、指値(売買の値段の指定)もできず、約定価格は前場・後場で決められてしまうなどの不自由はありますが、長期投資を志す方にとっては大した問題ではないでしょう。

デイトレーダーのような投機家を否定する気は毛頭ありませんが、価格変動だけではなく企業の中身を重視する投資家の裾野が少しでも広がることは、市場参加者の一員として素直に歓迎したいと思います。

ただ・・・



キンカブ




こんなスカした野郎を歓迎するほど、記者の度量は広くありません・・・。



画像:同広告より。