チョコの噴水 女性とろける -大阪らしく- | にっけいしんぶん新聞

チョコの噴水 女性とろける -大阪らしく-

スイスホテル南海大阪(大阪・難波)6階 「カフェスイス」 -35面-

1.5㍍ほどの高さから流れ落ちる液体状のチョコの噴水。これをフルーツやマシュマロにからめて食べるのが新手の大阪名物、チョコレート・フォンデュです。
カカオの脂分などを調合しており、すぐに食べると液状で、しばらく置くとチョコが固まります。ホワイトデーにはホワイトチョコで白い噴水に衣替えする構想も。
デザートバイキングは毎日午後3時-4時半(土日・祝日は2時半から)
大人2194円、4-12歳が1386円。土日・祝日は231円増し。


新手の大阪名物らしいです。
食文化において、たこ焼・お好み焼きの延長のような泥臭いものでなく、こんな洒落たスイーツが「新名物」とは驚きですね。

なんせいままで大阪名物の筆頭といえばパチパチパンチだったわけで、以下、グリコの看板、蓬莱の豚まん、スマートボール、訳の分からんCM、道頓堀ダイブ、やしきたかじん・・・と続くのを見ると、いかにも、というものばかりです。そんな中でこの「チョコレート・フォンデュ」が本気で大阪名物に採用されるとするとすごいことです。

いまいち、というか、大阪名物と銘打つにはかなり弱い気もしますが、しかしもし本当に、流れ落ちるチョコの滝を目指して全国のスイーツファンが列をなすようになれば、大阪の違った一面をアピールできるかもしれませんね。
実際、近県からは多くの女性が押しかけているということです。

しかしそこは独自の食文化が存在する大阪、このようなチョコフォンデュの列に東京モンが混じると「ある問題」が生じます。
そこで「その問題」の解決し、加えて「大阪名物らしさ」も演出するという一石二鳥の張り紙をすることを提案いたします。
曰く
二度づけ禁止 店主

意味の分からない方、大阪名物「串カツの掟」を関西人に聞いてみてください。

(写真は日経新聞より)