私の仕事(785)東電と関電に関する一考察 | 『二重被爆~語り部 山口彊の遺言』公式ブログ

私の仕事(785)東電と関電に関する一考察

今日大阪に入り、シネ・リーブル梅田を訪ね、関西民放局の取材を受けた。

「熊取6人衆」の話を聞いた。

京大原子力研究所の小出助手を始め、6人の研究者たち。

いわゆる原子力発電所に疑念を持っていた人々だ。


今から数年前、毎日放送がこの6人のドキュメンタリーを放送したら、大事件

になったという。

「何を考えている。うちはスポンサーを引き上げる」

関電・・関西電力の力はメディアに対して絶大だ。

反省を強いられ、いかに原発が安全かの教育を受けさせられたというのだ。

福井県では14基がかつて稼動していた。

いずれも関西電力の牙城である。


今は違う、今だけかもしれない。

今は例え6人衆を取材し、放送してもスポンサーを降りると、脅すことはないだろう。

でもいつまでの平常な状態においておかなくてはいけない。


メディアは立ち上がらなくてはいけない。

まず周りの人々から話し始めることにしよう。


今晩は鳥取にやってきた。

明日台風が直撃しそうな中で、「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」の上映会と

私の講演を行う。

9月20日  稲塚秀孝