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ＮＯ ＰＲＯＢＬＥＭ２
無問題２
製作年度：２００１年
上映時間：１１６分
製作国・地域：香港／日本
監督：チン・カーロッ
プロデューサー：竹中功、サム・レオン
撮影：キョン・ゴクマン
美術：ジョエル・チョン
照明：マイケル・チョイ
出演もしくは声の出演：岡村隆史、酒井若菜、菅田俊、ユン・ピョウ、キャンディ・ロー、サム・リー、コリン・チョウ、エリック・ツァン、チン・カーロッ
子供の時にジャッキー・チェンの映画を見て以来、大の香港映画好きになったケン。好きが高じて、いまでは中華料理店でバイトしている。仕事中も料理の腕を磨くよりもっぱら香港アクションの妄想にふける毎日。そんなある日、ふと立ち寄ったパチンコ屋で幸運にも当てた香港５ツ星ホテル宿泊旅行。が、実際に訪れたホテルは、名前が「５ツ星」の安ホテル。ダマされたと怒りを覚える暇もなく、今度は何者かに思いっきり殴られてしまう。ケンは何がなんだかわからないうちに、巨大コングロマリットを巡る相続問題に関わる陰謀の渦に込まれてしまっていた……。（allcinema onlineより）
「無問題」と一緒に借りたので、見ました。
「1」は、意外なラブ・ストーリーの展開で、どうよ？って感じでしたけれども、岡村の演技が、けっこう好きだなぁと思っておりました。そして、「2」。
「2」のほうが、３倍くらいおもしろかった。
「1」と、関連がないんで、「2」だけ、見てもらっていいと思います。
っていうのは、「1」は、ほぼ、香港スターが話しにからんでこなくって、ちょっとシーンにでてくる、くらいなもんだったわけです。
ですが、今回は、ユン様、キャンディさん、そして、サム・リーが、いっぱいいっぱいからんでくれて、しかも、アクション度数が、前回の１０倍くらいなわけで、さすが、チン・カーロッ、求めているのわかってくださる～～！！と思いました。彼の指導した「スター・ランナー」のアクションは、最高だったわけで、今回は、監督ってこともあり、コミカルな部分あり、けっこう岡村を使ってる感じが嬉しいわけです。
ユン様と、「ティラミス」では、異常にクールな女ダンサーのキャンディさんが、素晴らしい演技をみせてくれました。キャンディさんの演技は、けっこう、胸にくるもんがあった。出っ歯役でしたけどね、だけど、愛する男にかなり一途で、こういう子、見逃せないよ～～って思う。自分が戦って、岡村を逃そうとする姿に、うるうる。ここで、いっちゃいけねぇ～～～！！って思いましたが、しっかり、戦ってくれて、嬉しかった。岡村。
ユン様のアップが、少々きつく感じられる時の流れ・・・。非情なものを感じました。でも、茶目っ気たっぷりで、やっぱり、大好き～。こういう岡村との楽しいやり取りは、香港映画ファンには、たまらないのではないでしょうか？「孔雀王」では、三上氏とこういうやり取りあったのかな～～？？（なさそう！）
ユン様は、チン・カーロッが監督だから、でたそうです。きっと、香港勢のキャスト、この監督だからでたんでないだろうかぁ。渋いキャスト。初監督作だし！
あと、サム・リーの警官役。最初は、若菜を取り合うライバル役だったけど、途中から、仲良くなって。
細い・・・・。だけど、岡村、サム、ユン様の３人のスリーショットは、とっても絶妙っす。
ユン様が、復讐に燃えていた方も、すごいアクションでした。ユエン系の人みたいですが。
動きが信じられないくらいに、素晴らしい～。ルックス、普通のおじさんっぽいのに～～。
パ～ンって、枕をわるときの動きがさぁ。びっくりします。
若菜さんは、おっぱい大きくてよかったね、って感じです。
悪役のコリン・チョウ。ガタイいいなぁ。ほんとに。いかついいい男でした。あんなヤー公スタイル、似合うなぁ。筋肉かたそう！！というか、動きのキレがいいよ～～。彼の師匠はサモハンらしいっす。
この彼と、岡村は、戦うのですが、よくがんばったと思います～。
コリンの助手みたいな人の演技がすばらしく楽しい。
いちいち表情がウケル！
岡村の警察取調べシーンに、エリック・ツァン、チン・カーロッがノリノリ演技をみせてくれます！！
エリック、でてくれていたんだ～～～！！！と、嬉しくなります。影帝が、この映画に！
要所要所、「狼」や、「ポリス・ストーリー」のバスの傘ぶら下がりや、「グリーン・デスティニー」、「マトリックス」など、パロディもあって、楽しいし、話の流れもテンポよかったですし、こちらの作品だけは、観ておいても悪くないんじゃないかぁと思いました。ちょいと、Ｂっぽいけどね。矢部氏も、少しでていたし。笑いの要素も多かったし。
なにが嬉しいって、笑福亭仁鶴氏もでていたことです。
見ないで返さなくてよかったです。
オススメ度：★★★★☆
ユン様のコミカル演技に、ウキウキ度：★★★★☆