- ポニーキャニオン
- 欲望の街~古惑仔 I・銅鑼湾(コーズウェイベイ)の疾風
YOUNG AND DANGEROUS
製作年度:1995年
上映時間:93分
製作国・地域:香港
監督:アンドリュー・ラウ
製作:バリー・ウォン
脚本:マンフレッド・ウォン
出演もしくは声の出演:イーキン・チェン、ジョーダン・チャン、ジジ・ライ、マイケル・ツェー、ジェイソン・チュー、フランシス・ン、サイモン・ヤム
不良少年のナン(イーキン・ツェン)、サンカイ(チャン・シウチョン)、イー、ポウパンら5人は、学生時代から暴力団の幹部Bの舎弟となり、次第に頭角を表していった。ある日、ナンはマカオのボス、ビル殺害の大命を受け、仲間とマカオに向かう。だが、同じ組の義兄弟カンの裏切りによって返り討ちに遭い、ナンは罠にはめられてしまう。(allcinema onlineより)
「硝子のジェネレーション」を観て、こっちが観たくなりました。(普通、逆なんでしょうけど・・)
「古惑仔」は、漫画から映画になったんだ~~!と、とってもわかりやすい映画でした。途中、うまいこと、漫画がでてくる!!漫画の絵が、ジョジョに似ている気がする。
- 荒木 飛呂彦
- ジョジョの奇妙な冒険 (28) (←ここらあたりの、ジョジョに。)
そして、出だしから、「硝子のジェネレーション」と、おんなじ~~~~!!!の場面に、大興奮!!
うわぁ。若く感じる、フランシス・ンと、Bのボス!台詞も一緒だ~。ニコがやったほうが、やっぱり、いい~~!!とか、思いながら、楽しい気分になりました。そのとき、あっさり、Bの子分になっちゃってたなぁ。ナンは。「舎弟にしてください!」って。ほんと、最初は、少年時代を映画にする気なかったんだろうなぁ。(1985年とかいてありました。)
そして、10年後の1995年。登場人物が、また絵とともに、紹介。23歳。女好きが弱点。とか書いてありました。(←サンカイの場合)
イーキン、よかった~~~!!なんだか、今まで観た中で一番好きです。セクシーないい男!!
この姉ちゃんとくっつくんだ~という意外性もいいし。(あの姉ちゃん、あのシチュエーションなら、饅頭おなかいっぱい食べさせられるどころじゃ、すまんだろ~~!!そこが、漫画ぽかった。)
イーキンの胸板がすばらしすぎる!!前髪がいい感じなんだ。また。常に黒い革ジャケットに、黒いズボンなので、季節感まるでなしです。
あの花道の場面。おもしろかったなぁ。仲間が、どすどす蹴ったり、たたいたりするんだけど、きっと、もっと切ない場面なんだろうけど、ありえんだろう、この花道、と思ったらねぇ。惜しいなぁ。あのお焼香のシーンは。。
「小春」こと、ジョーダン・チャン。いいなぁ。サム・リーもとってもよかったけど、こちらも、負けてないです。
こちらのほうが、女好きっぽくみえた。あの唇がキュートなんです。ぽてっとした。
「何も言うな」って、仲直りするところ、いいなぁ。
そこが、一番ぐっときた。
だけど、台湾にいってしまったサンカイが、なぜ、あんなに、えらくなったのか!!!??ここの部分が、かなりはしょっていたので、残念だなぁ。
フランシス・ンが憎ったらしい!!だけど、やっぱり、強烈で、彼がいたからこそ、こんなに楽しい作品なんだって思います。 これを超える悪役がでてきてほしいなぁ。
(←右の人、口からトランプだす人じゃありません。)
B・ボスが、最初、若いシーンでの髪型が、吹き出しちゃった。なんか、美大生みたいな、もっさりした頭で、顔から下は、黒社会そのもの。アンバランスがステキ!!男気にあるいいボスだったのになぁ。でも、B・ボスファンは、きっと、「硝子のジェネレーション」のほうが、見せ場が多いと思うなぁ。
黒社会の悲劇ですよ。ほんと。家族に容赦ないなぁ・・・。「インファナル・アフェア2」を思い出しました。(同じ監督だし!)
サイモン・ヤムが、おいしい役ででてた。大ボスでした。
あと、神父さん。あんなに、話にからんでくるとは、思わなかったなぁ。こっちのほうが、かなりおいしい役ですけれど。「昔ワル」神父でした。あの神父のおかげで、葬式のシーンがぐっと、ライト感覚になっちゃったんだけど、でも、けっこう好きです。
けっこう、よくみるパターンっぽく、話は進むんだけれど、ひとつひとつのエピソードが、楽しく、濃いので、よかったです。途中、シリアスっぽくなるのに、漫画の劇画がまぎれこむんで、そのたび、にやけてしまった。
だから、話に夢中になるというより、楽しんで見られるタイプの映画でした。次も観ようっと!!
オススメ度:★★★★☆
びっくり警官注意報:★★★★☆