111本目「詩人の恋」(1998年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ジェネオン エンタテインメント
詩人の恋/妻と愛人

別題:詩人の恋/妻と愛人

製作年度:1998年

製作国・地域:香港

上映時間:香港

監督:ケイシー・チャン

製作総指揮:-

原作:-

脚本:ラウ・ティンチー

音楽:-

出演もしくは声の出演:スティーヴン・フォン、森野文子、テレサ・リー、ジョー・チェン


中国に実在した詩人の半生を描いたドラマ。グー・チョンは保守的な文学界からは批判されているが、若者に絶大な人気を誇る才能あふれる詩人。彼の詩に共鳴した学生リー・チンが教えを乞うため家に通うようになる。いつしか2人は愛人の関係になるが、彼の妻レイミーはそれを黙認していた。やがて、中国での活動が難しくなったグー・チョンは妻と共にニュージーランドへ移住する。しばらくしてレイミーはリー・チンを呼び寄せ、再び3人の奇妙な関係が始まるが……。 (yahoo!ムーヴィーより)


(ネタバレあります!)

詩人

この映画・・・・・・・・。

久しぶりに、こういうぶったまげ映画観たよ。

やっぱりね、実在の人の映画なんだろうね、って思った。いろいろ不必要なまでに、ドイツいったり、ワイキキいったりしたしね。

たださ、エロいなら、徹底的にエロくしてほしかったし、こう破綻していく感じなら、もっと、さぁ。

なんでも、やってみたけど、うまくいかんのよ~、ってな感じでさ。

おもしろくない!!!

ただ、こんなにおもしろくない映画を観るのって、久しぶりで、途中から、ワクワクしてきたよ。

どんな、おもろない展開なんだ~って。

一緒に観ていたしんべい君、途中で、「寝る!!」。


「おいら、二股してます。それでも、俺を好きか!!?」映画です。


この人の詩の素晴らしさが、あんまり、わからんし。

単なる、都合のいい二股男にしか、見えんのよ~~~。


スティーヴン・フォン・・・・・・。この映画以降、アクション系が多くなったのが、わかる気がするよ・・・。

ラブ・シーンの時の、彼の背中は、たいそう、立派でしたけどね。

ブルガリア国際映画祭主演男優賞受賞、獲ったらしいですよ。この作品で。(この映画祭って、すごいの?)

もう、おどろくよ。WHY!!!???


奥さん役のテレサさん。彼女は、よくやった人だと思うよ。春巻き作ったりさ、子どもだってさ。

だけど、「お母さん」より「女」優先しちゃったつけが、でてきちゃったんだね・・・って思いました。

ただ、愛人を読んだ時点で、先、みえちゃうよ・・・。どんな理解のある女なんじゃ。

本気で理解してないんなら、中途半端にすんなよなぁ!最後、逃げるしさ。


脱ぐ専門。森野文子さん。

どういう経緯で、この作品に、出演したんだろうねぇ?愛人役です。見事に吹き替え!見事に口と、音が合っていない(涙)。白熱の演技も、いっこく堂状態。

この子、図々しいじゃん。よくも、まぁね。最後になったら、「私は、あなたたち夫婦の慰め物だったのよ!」ってさ。かっこ悪すぎて、泣きたくなったよ。

愛人道に、外れちゃった女ですよ。まったく。

ただ、よく、脱ぐ。草原で、全裸。おしり丸出しシーン多し。しんちゃんでも、あんなに脱がないよ。


見事に、熱演したけど、話が伝記を一生懸命、作ろうとして、見事に、失敗した気がする。

どっかのシーンが、特別いい!ってわけでもないし。

最後、猟奇ものになったりしたか、と思ったら、綺麗に、草原をうつして終わる・・・みたいな。

どんなんじゃい!!!って。

息子に最後の詩を・・・ってさ。息子の人生は、続くよ。(たくましく生きてくれぇ!)

芸術家の人の生き方って、理解されにくいっていうのは、わかります。

ただ、その描き方が、こういう風にしか生きていけない人なんだよね・・・・って思えるほど、感情移入できんかったなぁ・・・・。


「女の園」なんて、不気味以外なにものでもないよ。お前、いったい、何したかったんだよ~~~。

妻をお母さんとして、見ていたらしいですよ。(とほほ。。。。。)


この地雷のような作品、誰か、同じように憤って欲しいな、と思いました。私、意外と好きっていう人もいるかもしれないような気もするけど。ちょっと小難しく作ってあるしね。

「詩人の恋」 (公開当時は、こんなポスターだったのにね。)

(ポスターに、「官能の愛、それは美しき破滅への誘い。」だと。(涙))


ただ、グー・チョンさんの詩は、きっとこの映画に関係なく、いいもんだと思うけれど。

グー・チョンさんを詳しく書いたものがある、この映画の記事


オススメ度:★☆☆☆☆(でたぞ~~。★一個。初かもね。)

っていうか、この映画、探すほうが大変だと思う。度:★★★★☆