製作年度:2001年
製作国・地域:香港
上映時間:バリー・ウォン、ビリー・チョン
製作総指揮:-
原作:-
脚本:バリー・ウォン
音楽:-
出演もしくは声の出演:ニコラス・ツェー、スティーヴン・フォン、ジョイ・ヨン、サミュエル・パン
「香港国際警察 NEW POLICE STORY」のニコラス・ツェーと、「拳神 / KENSHIN」のスティーブン・フォンが共演し、ヒロインにトップシンガーのジョイ・ヨンを迎えたスーパー学園ケンカアクション「鉄拳高 同級生はケンカ王」DVDリリース!! 名門学校から不良だらけの悪名高い高校へ転校した秀才・エドワードは、仲間たちと喧嘩の訓練をし、次第に友情を深めていくが...。あの「少林サッカー」を抑え、台湾金馬賞最優秀アクション賞受賞。日本未公開作品。(Neowingより)
まず、バリー・ウォン監督であること。
主演がニコラス、スティーヴンであることで、私は、もう、観ずにはいられませんでした。
おもしろかったよ!!
こういう作品は、何本でも観たいな、って思いました。
バリー監督の作品って、ほんとに、テンポがよくって、適度に笑いがあり、適度に友情が混ざっていて、トーンが明るいとき、暗いとき、いろいろあるけど、つまんないで、終わる映画は、なかなかないと思う。
ゲームをからめて、戦うときは、あらぁ、こりゃ、★4つは、だせないな・・・と、思ってしまいましたが。
けっこう、ありがちな設定に、おもしろい映像が、たくさんあって、いいな、いいな、って思いながら観てました。なにしろ、この彼らの、高校生姿って、えぇですよ。ほんと。
ニコラスは、いつもの、かっこいいニコラス。
なんですけど、ちょっと、やわらかいイメージです。いつもより。
ただ、上半身の筋肉に、驚く・・・・・・。長渕さん思い出しました。盛り上がってますよ・・・・って。
前髪、ほんと、いつも、たれさがってるなぁ。後ろの髪は、結んであるんだけどな。
この映画の、唯一ちゃんと演技しているというか、感情を思いっきり出す部分があるのですが、その表情が、すっごい。おばあちゃん、お別れシーン。
アクションも大得意のニコラスなんだと思いますが、あの表情の演技がみられる限り、絶対、この人、ちゃんとしたドラマできる人なんだなぁと想像します。
スティーヴンはですねぇ。童顔で、いいです!高校生役もはまります。秀才役。おぼっちゃま役。
ケンカの弱いおぼっちゃま君が、ケンカの強いニコラスに、お勉強教えるから、ケンカの仕方を教わるという役です。ほほほ。
特訓!特訓!(防御の特訓であります。二の腕に、ケンザンみたいなやつをしています。)
ジョイさん。はじめまして、なのですが、彼女、いい演技してましたぁ。
最初は、矯正をして、メガネの冴えない女の子なんですが、またまた綺麗になっていきます。(っていうか、こういう設定、ほんとに、バリー監督好きですね。)
高校生の恋愛っていいなぁと懐かしくなり・・・・。(たいした恋愛もしてませんでしたけどね・・・)
ジョイのお父さん役が、よく見る俳優さんで、嬉しかった。いかつい、イレズミしているおじさん。
「ゴッド・ギャンブラー/賭侠復活」にも、でていた人。
アクションのシーンが、ほんと、よかったです。うわぁ、すごいすごい、と嬉しくなるくらい。
机の上で、みんなが戦うんだけど、机の崩れ方とか、扇風機の回り方とか、傷のつき方とか、すっごい映像なんです。あのニコラスの白いシャツが、扇風機で、切り刻まれるところとか、おもしろいんんですよぅ。
ニコラスと戦う、指に、サックみたいのものしている長身の男。不思議な動き、連発。
どこの流派??って思うくらいに。
台湾金馬賞最優秀アクション賞を獲ったこの作品。(っていうか、そういう賞がある、台湾って、いいな、って思いました。)
よくみるような教室の、よくあるものから、ものすごい映像を作り出すことに、感動しちゃいました。
ただ、カメハメハがでてきたときにはな・・・・。
バリー監督、「トリック大作戦」のどらえもん対決を思い出すような、ぐだぐだ感は、ありましたけどね。でも、長々していなくって、すっきり、観られる、おもしろい作品でした。気分転換には、もってこいの作品かなぁと。
オススメ度:★★★☆☆
このコンビは、大好きです度:★★★★★