107本目「鉄拳高 同級生はケンカ王」(2001年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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鉄拳高


製作年度:2001年

製作国・地域:香港

上映時間:バリー・ウォン、ビリー・チョン

製作総指揮:-

原作:-

脚本:バリー・ウォン

音楽:-

出演もしくは声の出演:ニコラス・ツェー、スティーヴン・フォン、ジョイ・ヨン、サミュエル・パン


「香港国際警察 NEW POLICE STORY」のニコラス・ツェーと、「拳神 / KENSHIN」のスティーブン・フォンが共演し、ヒロインにトップシンガーのジョイ・ヨンを迎えたスーパー学園ケンカアクション「鉄拳高 同級生はケンカ王」DVDリリース!! 名門学校から不良だらけの悪名高い高校へ転校した秀才・エドワードは、仲間たちと喧嘩の訓練をし、次第に友情を深めていくが...。あの「少林サッカー」を抑え、台湾金馬賞最優秀アクション賞受賞。日本未公開作品。(Neowingより)






まず、バリー・ウォン監督であること。

主演がニコラス、スティーヴンであることで、私は、もう、観ずにはいられませんでした。

おもしろかったよ!!

こういう作品は、何本でも観たいな、って思いました。





バリー監督の作品って、ほんとに、テンポがよくって、適度に笑いがあり、適度に友情が混ざっていて、トーンが明るいとき、暗いとき、いろいろあるけど、つまんないで、終わる映画は、なかなかないと思う。

ゲームをからめて、戦うときは、あらぁ、こりゃ、★4つは、だせないな・・・と、思ってしまいましたが。


けっこう、ありがちな設定に、おもしろい映像が、たくさんあって、いいな、いいな、って思いながら観てました。なにしろ、この彼らの、高校生姿って、えぇですよ。ほんと。

高校生 高校生3人




ニコラスは、いつもの、かっこいいニコラス。

なんですけど、ちょっと、やわらかいイメージです。いつもより。

ただ、上半身の筋肉に、驚く・・・・・・。長渕さん思い出しました。盛り上がってますよ・・・・って。

前髪、ほんと、いつも、たれさがってるなぁ。後ろの髪は、結んであるんだけどな。

この映画の、唯一ちゃんと演技しているというか、感情を思いっきり出す部分があるのですが、その表情が、すっごい。おばあちゃん、お別れシーン。

アクションも大得意のニコラスなんだと思いますが、あの表情の演技がみられる限り、絶対、この人、ちゃんとしたドラマできる人なんだなぁと想像します。





スティーヴンはですねぇ。童顔で、いいです!高校生役もはまります。秀才役。おぼっちゃま役。

ケンカの弱いおぼっちゃま君が、ケンカの強いニコラスに、お勉強教えるから、ケンカの仕方を教わるという役です。ほほほ。

特訓 特訓!特訓!(防御の特訓であります。二の腕に、ケンザンみたいなやつをしています。)











ジョイさん。はじめまして、なのですが、彼女、いい演技してましたぁ。

ジョイさん

最初は、矯正をして、メガネの冴えない女の子なんですが、またまた綺麗になっていきます。(っていうか、こういう設定、ほんとに、バリー監督好きですね。)

高校生の恋愛っていいなぁと懐かしくなり・・・・。(たいした恋愛もしてませんでしたけどね・・・)


ジョイのお父さん役が、よく見る俳優さんで、嬉しかった。いかつい、イレズミしているおじさん。

「ゴッド・ギャンブラー/賭侠復活」にも、でていた人。

娘想いのお父さん



アクションのシーンが、ほんと、よかったです。うわぁ、すごいすごい、と嬉しくなるくらい。

机の上で、みんなが戦うんだけど、机の崩れ方とか、扇風機の回り方とか、傷のつき方とか、すっごい映像なんです。あのニコラスの白いシャツが、扇風機で、切り刻まれるところとか、おもしろいんんですよぅ。

ニコラスと戦う、指に、サックみたいのものしている長身の男。不思議な動き、連発。

どこの流派??って思うくらいに。

おもしろ映像

台湾金馬賞最優秀アクション賞を獲ったこの作品。(っていうか、そういう賞がある、台湾って、いいな、って思いました。)

よくみるような教室の、よくあるものから、ものすごい映像を作り出すことに、感動しちゃいました。

ただ、カメハメハがでてきたときにはな・・・・。


バリー監督、「トリック大作戦」のどらえもん対決を思い出すような、ぐだぐだ感は、ありましたけどね。でも、長々していなくって、すっきり、観られる、おもしろい作品でした。気分転換には、もってこいの作品かなぁと。










オススメ度:★★★☆☆

このコンビは、大好きです度:★★★★★