- ハピネット・ピクチャーズ
- トランサー-霊幻警察- プレミアム・エディション
製作年度:2001年
製作国・地域:香港
上映時間:97分
監督:ウィルソン・イップ 他の監督作「SPL/狼よ静かに死ね」「ラヴァーズ・ドラゴン」
製作総指揮:-
原作:-
脚本:ヴィンセント・コク、ウィルソン・イップ、セット・カムイェン
音楽:-
出演もしくは声の出演:ニコラス・ツェー、スティーヴン・フォン、サム・リー、アレックス・フォン[1980]、レイン・リー
悪霊によって不可解な事件が頻発している香港。そんな事件には香港警察の特殊部門“2002”が捜査にあたっていた。この課には刑事ヤウが人間としてただ一人配属されている。彼は強い霊感を持ち、その力を最大限に活用するためこの任務に就いたが、一方で心を通わせた人間を不幸にしてしまう運命も背負っていた。彼の相棒はかつてのパートナー、サムの霊。ヤウのミスによって殉職してしまった後もヤウを支え続けていたが、ついに輪廻転生によって人間に生まれ変わり、ヤウのもとを去ってしまう。やがて、新しい相棒として霊感の強い人間の警官フォンがやってくる…。 (yahoo!ムービーより)
「ジェネックス・コップ」の3人がでているこの作品。
どんな作品なんだろうと思って、観てみました。
なんだか、キョンシーとか思い出しちゃいました。お札をまくところとか・・。
天涯孤独役のニコラス。彼にかかわる人は、みんな、死が訪れるそうで、友達も作らず、彼女も作らず、家族もいない役です。
その彼の理解者が、なんだかよくわからんおじさん。
彼がいつも、死んでいくのは、お前のせいじゃないよ、となぐさめたりしてくれます。
サム・リーがニコラスの相棒の霊です。目の下、黒くして。彼が輪廻転生でいなくなってしまったら、今度は、スティーヴンがニコラスの相棒になります。スティーヴンは、人間なんで、ニコラスの相棒になっちゃうと、死んじゃうよ、ってなるんで、ニコラスも、あんまり、彼とは親しくならないように、と気を使うんですが、まぁ、いろいろ、ごたごたあるわけです。
この映画の見所は、スティーヴン・フォンが、本当は正義感の強い、優しいタイプの人間ですが、悪い霊にとりつかれてしまって、変わるところです。
この表情が、いいのです。別人になる。
ニコラスと、スティーヴンの戦いが、一番、見ていてすごいな、と思いました。
ただ、スティーヴン、短髪にして、とっても爽やかなんですが、太りました?って思いました。二の腕が、ぷにぷにしてました。
インタビューがついているんですけど、髪形が、かわいいんだけどね・・・。
それにくらべて、インタビューのニコラスの美しいこと!!
アップに耐えられる顔というか、本当に、よく、こんな美しい顔があるもんだ、と思いました。
霊幻警察ってことで、おっかないところあるんかな・・・と思いましたが、そんなんでも・・・。
もっと怖がらせてもよかったんじゃない?って思いました。
話の内容は、また、いろんなものを盛り込んじゃったせいで、なんだか、どこに感情移入したらいいんだか・・・。
看護婦役のニコラスの彼女との、恋愛部分も、まぁまぁというか・・・。
ニコラス、いいやつなんだけどね・・・・。
もっと熱いものを、って。(アンディ映画を観すぎでしょうか。)
彼女は英語しか話せない人らしいんで、完全吹き替えで、声と口があってない、切ないものでした。
彼女のよさがわからん。
「美少年の恋」を観た後だったんで、あの濃厚な空間から、この映画の落差が激しかったせいか、この映画を観た後、あ~あって気分になっちゃいました。
ふと、早く終わらんかな、とも思いました・・・。
私の個人的好みでいうと、なんだか、CGとか多数で、ちょっと、人間離れしちゃったような映画は、相当うまくできていない限り、冷めてしまいます。
この監督の「SPL」は、とっても楽しみではあります。
オススメ度:★★☆☆☆
ニコラスの手相も、ますかけ相だった度:★★★★★