75本「野獣戦線」(1992年・香港) | ★にわか香港映画ファンの映画ノート★

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ハピネット・ピクチャーズ
野獣戦線

原題:愛人同志 STARS & ROSES

製作年度:1992年

製作国・地域:香港

上映時間:100分

監督:ウォン・ロンウェ

製作総指揮:-

原作:-

脚本:トン・ロンコン

音楽:ルー・スージェ、テイディ・ルオピン

出演もしくは声の出演:アンディ・ラウ 、オン・ピシャ、スン・ウェ、ツン・ウエミン


ベトナムを取材で訪れた香港のジャーナリストが、不当逮捕されて収容所から脱出するまでを描くバイオレンス・アクション。香港の人気スター、A・ラウが体当り演技を見せる。香港の新聞記者のリュウは、ホーチミン市を訪れる。彼は、スリにカバンを盗まれてしまい、犯人を追いかけるうちにバイクで町の店に突っ込んでしまった。彼は警察に逮捕され、店を壊した罪で収容所に入れられる。だが、そこは恐怖と悪夢が支配する場所だった。(yahoo!ムービーより)


(ネタバレあります!)


またもや、突っ込みどころ満載映画でした。

途中、早く終わってくれないかなぁと、久しぶりに感じた映画です。

いったい、ベトナムってどんな国なんだ!!と思いました。(描き方が、一方的なんす。)

こう、あんまり非のない人が、巻き込まれていく映画ってあります。不条理もの。

まさしくこの映画なのですが・・・・。


刑務所脱走ものです。なんとなく、「炎の大捜査線」を思い浮かべたりしながら。

ベトナムの女の人と、恋をするのですが、その彼女、刑務所の人たちを説教する人の通訳ということで、刑務所をかなり出入りできます。アンディと手紙やりとりとか。

まず、そこで、そんな簡単にできるもんかい!と思いながら。


刑務所で、命がけで、彼女と、雨の中、会うアンディ。

その雨が、ほんと、上からじゃばじゃばかけちゃいました、って感じで、見ていて、笑った。

どんなに、かけてんじゃい!って。

けっこう、大事なシーンなんだけど、笑ってしまってはねぇ・・・・・。


刑務所から逃げ出すとき、助けるはずの彼女の弟、あっさり、射殺されちゃいまして。

計画がおじゃんですよ。こうなったら。

逃げているうちに、蛇にかまれて、思いっきり、右手を切り落とされちゃうアンディ。うわぁ。


見所。

シン・フィオン。この一言です。

彼を見てください。

それだけなら、満足です。

逃げる途中に、大きな針に足を突き刺してしまう、フィオンさん。

周りの連中、彼を助けて、一気に、針をひっこぬくのですが、2秒もたたないうちに、

「歩けるか?」

鬼!!!って思いながら、切り替えの早さに笑いました。

フィオンさん


あと、刑務所、爆破シーン。

火だるまになって、逃げる人、多数。

火薬、いれすぎちゃったんじゃね?って、思います。


アンディは、最初、香港の、ちょっと調子に乗った感じの男でしたが、(いっつも、半ズボン)あんだけ、ベトナムで、いじめられちゃったら、元には戻れんでしょうなぁ。

最後も、あんだけ、命がけで、愛し合ったかと思った女の子と、別れるし。

何、それ??

アンディ、綺麗な涙で終わる!みたいな。


ただ、この当時のアンディは、とっても美しいので、顔だけ見ているという楽しみもあります。

痛そうな場面、多いですが。

野獣戦線


原題は、どんな意味が????

邦題も、野獣って。


オススメ度:★★☆☆☆

書いていて、なんだか、テンションあがらんぞ度:★★★★☆