- ハピネット・ピクチャーズ
- 野獣戦線
原題:愛人同志 STARS & ROSES
製作年度:1992年
製作国・地域:香港
上映時間:100分
監督:ウォン・ロンウェ
製作総指揮:-
原作:-
脚本:トン・ロンコン
音楽:ルー・スージェ、テイディ・ルオピン
出演もしくは声の出演:アンディ・ラウ 、オン・ピシャ、スン・ウェ、ツン・ウエミン
ベトナムを取材で訪れた香港のジャーナリストが、不当逮捕されて収容所から脱出するまでを描くバイオレンス・アクション。香港の人気スター、A・ラウが体当り演技を見せる。香港の新聞記者のリュウは、ホーチミン市を訪れる。彼は、スリにカバンを盗まれてしまい、犯人を追いかけるうちにバイクで町の店に突っ込んでしまった。彼は警察に逮捕され、店を壊した罪で収容所に入れられる。だが、そこは恐怖と悪夢が支配する場所だった。(yahoo!ムービーより)
(ネタバレあります!)
またもや、突っ込みどころ満載映画でした。
途中、早く終わってくれないかなぁと、久しぶりに感じた映画です。
いったい、ベトナムってどんな国なんだ!!と思いました。(描き方が、一方的なんす。)
こう、あんまり非のない人が、巻き込まれていく映画ってあります。不条理もの。
まさしくこの映画なのですが・・・・。
刑務所脱走ものです。なんとなく、「炎の大捜査線」を思い浮かべたりしながら。
ベトナムの女の人と、恋をするのですが、その彼女、刑務所の人たちを説教する人の通訳ということで、刑務所をかなり出入りできます。アンディと手紙やりとりとか。
まず、そこで、そんな簡単にできるもんかい!と思いながら。
刑務所で、命がけで、彼女と、雨の中、会うアンディ。
その雨が、ほんと、上からじゃばじゃばかけちゃいました、って感じで、見ていて、笑った。
どんなに、かけてんじゃい!って。
けっこう、大事なシーンなんだけど、笑ってしまってはねぇ・・・・・。
刑務所から逃げ出すとき、助けるはずの彼女の弟、あっさり、射殺されちゃいまして。
計画がおじゃんですよ。こうなったら。
逃げているうちに、蛇にかまれて、思いっきり、右手を切り落とされちゃうアンディ。うわぁ。
見所。
シン・フィオン。この一言です。
彼を見てください。
それだけなら、満足です。
逃げる途中に、大きな針に足を突き刺してしまう、フィオンさん。
周りの連中、彼を助けて、一気に、針をひっこぬくのですが、2秒もたたないうちに、
「歩けるか?」
鬼!!!って思いながら、切り替えの早さに笑いました。
あと、刑務所、爆破シーン。
火だるまになって、逃げる人、多数。
火薬、いれすぎちゃったんじゃね?って、思います。
アンディは、最初、香港の、ちょっと調子に乗った感じの男でしたが、(いっつも、半ズボン)あんだけ、ベトナムで、いじめられちゃったら、元には戻れんでしょうなぁ。
最後も、あんだけ、命がけで、愛し合ったかと思った女の子と、別れるし。
何、それ??
アンディ、綺麗な涙で終わる!みたいな。
ただ、この当時のアンディは、とっても美しいので、顔だけ見ているという楽しみもあります。
痛そうな場面、多いですが。
原題は、どんな意味が????
邦題も、野獣って。
オススメ度:★★☆☆☆
書いていて、なんだか、テンションあがらんぞ度:★★★★☆