感謝 | 新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市陸上競技場の脇にたたずむ1件の古ぼけた道場。
そこに、ボクシングに興味を持った老若男女が、
それぞれ目的を持って、毎日気持ちのいい”汗”を流しています。
そこで流したいろんな”汗”のカタチを、
コーチ&練習生がニオイ抜きの写真と文章でお届けします。

ご無沙汰です。マリオです。

このたびの震災では、多くの方々が亡くなり、また被災された多くの方々が、ご苦労をされています。新潟市体育館にも、多くの方が避難して来られました。我が故郷のS市に於いても、主に福島県からの方が、不自由な避難生活をされています。また、今回は「計画停電」など、今まで私達が当たり前に考えていた電気が、実はそうではないのだということを、考えさせられました。節電のため、新潟市でもS市でも、夜間の学校開放が中止となり、多くのスポーツ団体が活動休止に追い込まれました。私の知人達も、そのことでとてもご苦労されています。子供達の教育活動という観点からも、はやく元通りになってほしいと願っています。

国内では大震災、海外ではリビア紛争と、先行き不安な情勢のなか、私は4月から新潟の学校に通うことになりました。毎日新潟に来るので、少しでもボクシングの練習ができたらいいな、と考えまして、遅い時間になりますが練習させていただいてもいいでしょうか、と鶴木監督にお話したところ、承知してくださいました。多くの方々が困難に直面している中、私はとてもめぐまれた環境にいると、感謝しています。そして、鶴木監督や加藤監督や市ボクの皆さんに、感謝しています。

私も「学生」になりますが、4月は多くの方が新生活を迎えられます。その中には、ボクシング部を希望される方もおられると思いますが、是非とも頑張ってほしいです。ボクシングというと殺伐としたイメージがありますが、実際は尊敬できる先生方と礼儀正しい部員の方々ばかりですきらきら!!。また、練習を通して、相手を倒すということばかりではなく、相手に対しての思いやりや感謝も、身につきます。そうしますと、自信に満ちた、とても魅力的な人になれると思います。

ただ、私が言うのも変ですが、若いうちは「かけもち」はしないほうがいいですね。技が混ざってしまいますのでガクリ。・・・一応、体験談として汗