「理想」ですが・・ | 新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市ボクシング教室 ”市ボク”サブ通信

新潟市陸上競技場の脇にたたずむ1件の古ぼけた道場。
そこに、ボクシングに興味を持った老若男女が、
それぞれ目的を持って、毎日気持ちのいい”汗”を流しています。
そこで流したいろんな”汗”のカタチを、
コーチ&練習生がニオイ抜きの写真と文章でお届けします。

マリオですガクリ。最近、練習で鼻血がでます血しぶき。水曜も鼻血が出て、顔に付いていました。クニヒコさんが、「顔に傷がついてますよ」と、教えてくれました。私は、「これは鼻血なので、大丈夫です」と、答えました。その帰りにビデオ店とコンビニに立ち寄り、そこのトイレに入り鏡をみると、口の周りとヒゲに血がついていました汗。なんだかまるで、人か動物の肉を生で食ってきた野人の様相でしたムンクの叫び。「こんな顔で街をうろついていたのか」と、あわてて血を拭いたという次第です・・汗

先日、「あしたのジョー」の実写化について、テレビで見ました。クライマックスは、矢吹丈と力石徹の試合のシーンなんですね。私個人としては、力石徹の死去後がドラマだと思うのですが・・・まあ、それは置いておいて、視聴された方々は絶賛されておられました。主役の山下智久さんは、実際にボクシングの練習をされたのだとか。役者の方も大変なんですね汗

原作者は梶原一騎さんですが、彼の作品の主人公はとても超人的で、その技も超人技なんですよね。例えば、「柔道一直線」では、投げられる度に体操選手のように宙返りするので、「これじゃあ試合にならないだろ」と、突っ込みたくなります汗。「空手バカ一代」の主人公は、まるでムササビのごとく空中を飛び回るし汗・・・まあ、漫画ですから・・ねぇ。

漫画というと、私が子供の頃、「がんばれ元気」がアニメ化されていました。その1シーンで、中学生の元気君が汽車に乗っていると、チンピラが他の乗客に狼藉をはたらいています。それを制止する元気君に対して、チンピラの拳が飛んできます。これをパシッとキャッチした元気君は、「僕は、ボクシングをやっているんですよ。」と、言いますキラキラ。するとチンピラは、すごすごと退散してしまいます。・・・なんて格好いいのだろうキラキラ、と思いました。

子供の頃は格闘技を好きではありませんでした。だからこの、「がんばれ元気」も、「格闘技関連だから」という理由ではなく、ドラマとして見ていました。でも、ボクシングをすると、こんなふうになるのかな、と思ったりしました汗。それから○○年経って、今、実際に練習していますが、とてもとても汗・・・「元気君」のようにはいかないですねぇ・・・残念ですがガクリ。ボクシングのみならず、格闘技の練習なんて、キツイし、単調動作の反復でつまんないし、ジミ~ですよね。それをやったからといって、すぐに成果が現れるわけでもないですし汗。まあ・・即効性の効果を期待せずに、ジミ~に練習する。これしかないですねOK!!