日本語の学生による作文シリーズ


2012年度・第22回カリ日本語スピーチコンテスト


中級の部・優秀賞(1位)クラッカー




『日本のおばけとコロンビアのおばけ』


アンドレア・スエスクン(17歳)



先月、メデジンで日本文化週間がありました。
日本語クラブも参加しました。
私たちのグループは日本のおばけや
ようかいをしょうかいするために、
「百鬼夜行(ひゃっきやこう)」をしました。
百鬼夜行のことを聞いたことがありますか。
これはたくさんのおばけのパレードです。

私はざしきわらしのやくをしました。
ざしきわらしは子どものかみさまです。
古い家に住んでいて、
その家のかぞくをしあわせにします。
そのイベントの後、
日本とコロンビアのおばけのでんせつは
とてもちがうと思いました。
ですから、今日は二つの国のでんせつを
くらべたいと思います。

はじめに日本のようかいはとても夢があります。
たとえばかっぱはとてもふしぎです。
川に住んでいて、
きゅうりを食べることと、およぐことと、
子どものしりこだまをぬすむことが好きです。
かっぱは人間みたいだし、かめみたいです
が、人間でもかめでもありません。
ぜんぜんげんじつてきじゃありません。

コロンビアのでんせつの中のおばけは
いつも人間みたいです。
お話もとてもげんじつてきです。
たとえばパタソラ。

むかしむかしある所にふうふがいました。
おくさんはうわきものでした。
ある日ご主人は旅行へいきました。
でも、それはうそでした。
かくれて、おくさんを見ていました。
おくさんはべつの男の人の所へ行きました。
ご主人はおこって、男の人をころしました。
そして、おくさんの足を
一本きってしまいました。
おくさんはパタソラ、「一本足」
というおばけになりました。

……どうですか、こわいでしょう?

つぎに日本のようかいは時々わるいことをしますが、
日本人はようかいが好きです。
でもコロンビア人はようかいが大きらいです。
コロンビアのようかいのイメージは
こわいだけですが、日本のようかいの中には
かわいいものやかわいそうなものもいます。

私は子どもの時、
学校でこわい話を聞くとなきました。
そしてよるねむれませんでした。
今も私はとてもこわがりです。
でもこのイベントにさんかしてから、
日本のようかいが好きになりました。
たぶん日本のようかいはあまりわるくないし、
こわくないと思います。

ようかいをとおして、コロンビアとはちがう、
日本の文化をまなぶことができました。
私はたくさんの人に
日本のようかいをしょうかいしたいです。
ご清聴(せいちょう)、
ありがとうございました。





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