メデジン日本語クラブへようこそ!

南米コロンビア第二の都市・メデジン在住の日本語教師です。
「メデジン日本語クラブ」の活動や
コロンビアの日常生活のことなどをお伝えします。

Hola a todos!!! Bienvenidos a "Nihongo Club Medellin"!!!
Que disfruten!!!


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"Que este sea el último día de la guerra"
(これが戦争の最後の日となるだろう)



中南米最大最強の反政府武装組織
FARC(コロンビア革命軍)
最高司令官の
ティモチェンコは厳かな口調で宣言すると、
停戦協定に署名した。


2016年6月23日、
50年以上続いたコロンビアの内戦終結に向けて
歴史的な一歩が刻まれた。

コロンビア政府と左翼ゲリラは
半世紀あまりにわたり、
激しい戦闘を繰り返し、
紛争による死者は22万人に達する。
世界で最も長い内戦の一つだった。


2016年622日、
コロンビア政府と
FARCは停戦で合意し、
共同で声明を発表した。

FARC幹部のカルロス・アントニオ・ロサダは
Twitterに


"Para que cese la horrible noche
y se abra el camino de la paz y la esperanza. 
Jueves 23 de junio anunciaremos
"

(恐ろしい夜は終わり、平和と希望への道は開ける。
23日に発表する)


と書き込んだ。


23日、キューバの首都ハバナで、
コロンビアのサントス大統領と
FARCの  
ティモチェンコ最高司令官は
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長、
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長、
チリのミシェル・バチェレ大統領、
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領らの
同席の下で停戦協定に署名した。


ティモチェンコ最高司令官の顔は
以前何かのドキュメンタリーで
2013年ごろの映像を見たことがあるが、
まったく別人のように様変わりし、
人の良いおじいさんのような、
穏やかな笑顔を浮かべていて
本当に驚いた。

二枚の写真を比べてほしい。

2013年↓



2016年6月23日↓





サントス大統領と握手をしている写真では
明らかにサントス大統領の表情の方が硬い。
(ちなみに真ん中の人物はキューバの
ラウル・カストロ国家評議会議長)



合意では、FARCが合意から60日以内に武装放棄し、
180日以内に全ての武器を国連主導の
国際委員会に引き渡す。

国内23ヶ所に武器の引き渡し場所が設けられ、
治安当局が
FARC戦闘員の安全を保障する。
FARC戦闘員への逮捕命令は一時停止されるが、
合意違反は処罰される。

の所持する武器を受け取り、
放棄された武器でニューヨークの国連本部、
コロンビア、キューバのハバナに
モニュメントが作られる。



コロンビアには他にも反政府武装組織は存在する。
が、最大勢力FARCが停戦協定に署名し、
二番手と言われるELNも和平交渉のテーブルについた以上、
内戦が終結に向かうことはほぼ間違いないだろう。




もちろんこれからの問題は山積みだ。
山中でのキャンプ生活と戦闘しか知らない
ゲリラ兵士が社会に復帰して果たして
就職できるのか、そして通常の生活が営めるのか。


コロンビアの一般市民の中には
今回の和平交渉に懐疑的な人も少なくない。
罪のない多くの人を虐殺し、
町を破壊したゲリラがそれらの罪を一切許されて
服役もせずに社会に戻ることに反対の人々は
政府はゲリラに譲歩せず、ゲリラから降伏するまで
徹底的にたたくべきだったと言う。


自分に置き換えて考えてみても、
もし私が自分の大切な親や妹、弟を
理不尽に殺されたとして、
その殺した相手を許せるだろうか。

街角で、スーパーで、電車の中で
家族を殺した相手を偶然見かけるかもしれない。
その時、復讐せずにいられるだろうか。。。



「それでも私は、私たちは許していかなければならないんです。
私たち自身の未来のために」


国内避難民の自助グループCOAPAZ(コアパス)の
女性リーダー、サンドラさんは言う。

国内避難民とはゲリラにもともと地方で農業や
牧畜を営んでいた人々がゲリラに農場と財産を奪われ、
土地を追い出され、他の地域に逃げてきた人々のことで、
その際家族の誰かを殺されたり、息子や娘を
ゲリラに奪われた人も少なくない。



農業以外の仕事を知らず、
生まれた時から地方の村に住んでいた
田舎の人々がボゴタやメデジンという
大都会に避難してきても、
新たな仕事を見つけることはとても難しい。


結局政府の支援金に頼り、
貧困生活に甘んじている人が
ほとんどだと言う。

都市部の人々は国内避難民が
町に流入していることは知っていても、
「いつかは故郷に帰るはず」
とお客さん扱いで、国内避難民を自分達と
同じ「市民」とはみなさない。

だがサンドラさんは
「このまま物乞いのように支援金をただひたすら待ち、
社会から隔離されて生きていては
私たちにも私たちの子どもにも未来はない」
と国内避難民一人一人の自立と心の安定を目指して、
自助グループを立ち上げた。


法律や就職のアドバイス、心のケア、
教育支援など様々な側面から国内避難民の
家族の生活を後押しする。


実は、私たちのメデジン日本語クラブも
今年サンドラさんからの依頼を受け、
およばずながらCoapazの活動に
協力することになった。


正直まだ私たちにどんな支援ができるのか
模索中だが、
サンドラさんの
「日本という異文化を通して、平和や他者への尊敬の
あり方を子ども達に考えてもらいたい」
という提案に基づき、
12月恒例のサンタ・プロジェクトと絡めることを
計画している。


長い夜は終わったばかりだ。
これからのコロンビアには
「明日」を築くという大仕事が待っている。





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