日本語の学生による作文シリーズ 第十弾!


2012年度・第2回メデジン日本語スピーチコンテスト


中級の部・第2位クラッカー





テーマ:私の宝物


『私の宝物は…源氏物語』


アンヘラ・マリア・カストリジョン




「げんじ物語り」について、聞いたことがありますか。
三年前まで私は何も聞いたことがありませんでしたが、
ある日図書館でみつけました。
源氏物語は宝物のように隠(かく)れていました。
誰かにげんじのはなしを伝えるために、
じっと待っていました。

げんじ物語は、おそらく、世界で一番ふるい小説です。
日本の文学で一番すばらしい小説だと私は思います。
「むらさきしきぶ」は千年も前にこれを書きました。
男性だけが学者(がくしゃ)になっていた時代に、
「げんじものがたり」は女性によって書かれました。
だからこそ、げんじは私のたからものです。
じっさい、みんなの宝物です。

源氏物語を通じて私達(わたしたち)は平安時代にもどります。
あのころは「みやび」のこころでいっぱいでした。
そのこころはずっと昔(むかし)におとろえましたけど、
げんじ物語を読むたびにふっかつします。

げんじ物語は「光げんじ」がしゅじんこうのものがたりです。
「ひかるげんじ」は天皇のハンサムなむすこでした。
音楽(おんがく)と短歌(たんか)の才能(さいのう)がありました。
たぶん源氏は最初(さいしょ)のイケメン(いけめん)でしょう。

彼は子供のときにお母さんを亡くしました。
たぶん、だから、
いつも女の人に愛をもとめたのだと思います。
げんじ物語では、「恋(こい)のし方(かた)」が
おもしろいです。
しばしば外見は問題(もんだい)ではありません。
けれど、きっと、琴(こと)の弾(ひ)き方(かた)や
手紙(てがみ)の書(か)き方(かた)は大切なことでした。
字と手紙の書き方で人格(じんかく)を知られました。
腕力より風雅(ふうが)があることのほうが大切でした。

平安時代の生活では、自然と季節が大切なことでした。
それは「たんか」を通じてみることができます。
気持ちを伝えるために「たんか」で
自然を表現(ひょうげん)しました。


げんじ物語は本当にすばらしい本です。
この作品(さくひん)を通じて、
日本のれきしの一部(いちぶ)を知ることができますよ。
時間があったら読んでください。






右の髪の長い女の子がアンヘラさんです↓
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