占い師やセラピストでマルチやってる奴の話をたまに聞いては「こいつらと同じと思われたくないなぁ」と思う泰莞です、こんにちは。
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以前、どこかの占い師にマルチビジネスをすすめられた方が鑑定に来られたことがあります。
「アナタ、占い師に向いてるから」と言われて、結構高額の占い教室で勉強まで始めてしまったとかで、タチの悪い者に引っ掛かってしまったんだなぁと。
誰にマルチを紹介したら良いかというお話だったんですが、「洗脳されてるだけだから、早よ止め」と言って、どういうことをしていった方が満足いく生き方に繋がるかをお話させてもらって鑑定は終えましたが……さてさて、その後どうなったのか。
怒ってはったし 苦笑
僕自身は、勧誘されても「マルチはしません」と、きっぱりとお断りします。
お陰様で、全く被害はございませんし、僕からは一切新しい被害者は出しておりません。
まぁね、マルチなんてもんはやらない方が良いと思いますよ。
当たり前の話は「マルチ 被害」とかで検索すれば出てきますから、そちらに任せておくことにして、僕は四柱推命に絡ませて少しお話をしみようと思います。
四柱推命で鑑定する際、一番最初に考えることが、生まれた日にどれだけのエネルギーがあるかということです。
そして次に、生まれた日のエネルギーを生かす星がついているかを見ていきます。
これで、大雑把に4通りに分けることができるんです。
つまり、
① エネルギーが強く、生かす星がついている
② エネルギーが強く、生かす星がついていない
③ エネルギーが弱く、生かす星がついている
④ エネルギーが弱く、生かす星がついていない
ホントはエネルギーにも何段階かありますし、生かす星についても働いているか眠っているか、またその量によって分けることもできるんですが、説明しやすいのでこんな感じで。
エネルギーが強いタイプは、自分から色々と行動ができるし、影響力もあって、オーラがある感じだとイメージしてもらえれば。
反対に、エネルギーが弱いタイプは、基本的に受け身で、存在感も薄くて、頼りない感じ。
また、生かす星があれば、エネルギーの強弱に関係なく、自分に合ったものかどうかが分かったり、常識的な価値基準が分かっているので無茶もしません。
言い換えれば、生かす星がなければ、無茶をするということです。
ですから、①と③の人のようなタイプは、めったにマルチなんかに関わらないでしょうが、もし始めたとしてもすぐに見切りをつけるでしょう。
ということで、問題は、②と④の人。
②の人は、エネルギーが強いだけに、積極的になりやすく、またマルチに手を出せば、どんなことをしてでもお金を手に入れようとすることにもなりかねません。
金の亡者のような印象を人に与えるのならば、まだ周囲に被害は少ないでしょうが（そんな者に近づく方が悪いから）、世の中にはものすごく良い人を演じる者もいますから。
でも、そうやって強引な手段をとっていると、嫌われてしまって、やがて人は離れていきます。
その都度、新しい人（獲物）を探しに行くでしょうが、年を取ってから行動に制限がかかるようになれば、誰も寄り付きません。
まさに自分で蒔いた種であって、そんな風にはならないようにしないといけません。
④の人は、これもお金が欲しくてマルチをするんでしょうが、消極的で存在感にも欠けるため、積極的になれず、自分で次に繋げることができなくて、結局②のタイプの人の養分・エサになるためだけにやってるようなもんです。
結局ね、自分のエネルギーを知らないからトンチンカンな行動をしてしまうんです。
エネルギーが強いのなら、弱い者に分け与えていくようにしないといけません。
エネルギーが弱いのなら、人に頼らず、自分で自分を守る努力をしていかないといけません。
そうすることによって、強い者も弱い者も、ちょうど良いエネルギーになっていくんです。
そのちょうど良いっていうのが、満足感であり、幸せを感じるということです。
……こういう考え方、マルチでやることと正反対でしょ？
マルチなんて、強い者は弱い者を喰うだけの、そんな幸せと程遠い世界。
最初に書いた以外の方からもマルチの相談がありますが、特に④のタイプの人からの依頼が多いです。
その度に「やめときや～」と言っています。
養分・エサだもの。
でも、そんな世界の中にいると、自分の価値基準がその世界の価値基準に染められてしまって、夢みたいなことばかり言って、中々届かないようですけどね。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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