■少年は国境またぐあの高みにまで昇れ、世界のかけらくらいなら、今より少し見えるだろう、遠くにあるものばかりにあらず、監視カメラが睨んでる、分けられた新しい国、その境で手にしたものを、失うものをいくつも数えた、地図にはない新たな海を探しにゆくんだ、誰もまだ見つけられないロマンを追って、少年は国境またぐ、少年が国旗に火をつけたいって、組んだ指のピストル向ける、