“福山ブランド”暴落の序章というべきか。
フジテレビ系の月9「ラヴソング」(月曜21時~)で3年ぶりの連ドラ主演となった福山雅治(47)。
事前の番宣活動にも精力的に取り組んだが、11日の初回視聴率は10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と2桁ぎりぎりの崖っぷちスタートになってしまった。
どれくらい悪いのか。
福山の代表作である月9「ガリレオ」シリーズ第1弾(07年)の初回視聴率(24.7%)の半分以下なのもさることながら、同時間帯の横並びでも惨敗。
日本テレビが「月9」潰しの“刺客”に送り込んできたマツコ・デラックス(43)と関ジャニ∞村上信五(34)によるトークバラエティー「月曜から夜ふかし2時間スペシャル」(15.3%)に5ポイント近くの大差をつけられたのだから目も当てられない。
“夜ふかし”は番組で発掘し、すっかりお茶の間の人気者となった株主優待生活・桐谷さん(66)の近況を取り上げた。
今回のために長らく桐谷ネタを温存してきただけあって、「ありがたみを感じた視聴者は多かったのでは」(コラムニストの桧山珠美氏)という声も。
もっとも、福山の月9に至っては3年の“熟成期間”を経ているから、飢餓感という意味では負けてはいない。
元プロミュージシャンの44歳独身男と、吃音に悩むも天賦の歌声をもつ20代女性が繰り広げるヒューマン・ラブストーリー。
だが、100人のオーディションを勝ち抜いてヒロインに抜擢されたという藤原さくら(20)が、福山と同じ事務所「アミューズ」に所属するシンガー・ソングライターということもあり、一部では「出来レースじゃないか」という声も上がり、世間の反感を買うことになったのは誤算だろう。
「視聴者はゴリ押しまがいのキャスティングにとても敏感。どんなに否定しても勘ぐってしまいます。河合奈保子や松田聖子がそうだったように、オーディションうんぬんより“福山が才能のある妹分と共演”とうたえばよかったのにって思います」(前出の桧山氏)。
ちなみに、ヒロインの職場の後輩(阪本奨悟)もアミューズ所属のシンガー・ソングライターというからいやはやである。
しかし、最大の違和感は主人公の福山だろう。
最後の大物独身芸能人と呼ばれた男も女優の吹石一恵(33)と電撃結婚し、立派なアラフィフだ。
20年以上前のドラマ「ひとつ屋根の下」の「チイ兄ちゃん」の頃から変わらぬプレーボーイの役どころは正直、もうツラいのである。
「20代のOLがすれ違いざまに羨望のまなざしを送ったり、街中のニューハーフから言い寄られたり。女性視聴者に対し、変わらぬ“イイ男福山”のイメージを植え付けるような演出もいただけない。見る方の気持ちは冷めるばかりです。初回放送当日のとくダネでも、小倉さんと笠井アナがドラマをベタ褒めしていましたが、フジが局ぐるみで浮足立つと今の視聴者はドン引きする。その傾向に制作陣はいいかげん気づいた方がいいのでは」(前出の桧山氏)
第2話が怖い。
(日刊ゲンダイ発)
滅び行く「月9」ブランドの終焉をしっかり見届けようぞ!(。・_・。)ノ
スベる福山雅治も。
「月9」お疲れ!(=°ω°)ノ
ブー(^0_0^)
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