「ゴリ推し」とは何ぞや?(2) | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

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以前の記事 の続きです。



Google検索で「ゴリ推し」とキーワードを入力した際、
関連キーワードとして、「指原莉乃」とともに登場するなど、
「ゴリ推し」のイメージが高いのがゆい(横山由依)。
あっちゃん(前田敦子)、さしこ(指原莉乃)といった、
歴代の「ゴリ推し」メンバーと同じ太田プロ所属というだけあり、
AKB48本体でのCM出演では「選抜」に多数選ばれるなど、
この1年で、その地位も急激に向上した感がありますが、
一方で、第4回選抜総選挙では15位と、「選抜」入りこそ果たしたものの、
同じ太田プロ所属で、ゆいよりも仕事量を与えられていない、
きたりえ(北原里英)を上回ることはできませんでした。
もちろん、きたりえの方が芸歴としては長いわけですから、
それだけ密度の濃い「推し」もついているものと思うのですが、
結局、1年以上「ゴリ推し」してもその程度であるということは、
ゆいもそこまでの存在ではないということかもしれません。

本当にゆいを「次世代エース」と見ているのならば、
むしろ、今のレベルの「ゴリ推し」は弱いぐらいであって、
あっちゃんやさしこのように、ソロの仕事をバンバンねじ込むとか、
それぐらいのことをしていかないことには、
そう簡単に人気も知名度も上がらないかと思うのですが、
そこまでできるほどの需要がないのか、
それとも、運営や事務所に本気度というものがないのか、
現状としては、「選抜」常連メンバーの金魚の糞みたいな感じで、
とりあえず顔出しておきますよ程度にしか感じられないのです。

年齢としてはさしこと同学年(今年20歳)ですし、
そもそも、ゆいを本気で「次世代エース」にしようなど、
運営はこれっぽっちも考えていないんだろうと思います。
ただ、太田プロという事務所の力が強いがために、
ある程度は前に出さないといけない感じなのかなとも取れます。

個人的には、ゆいには「愛され要素」が乏しいというか、
どうしても「真面目」の印象が拭い去れないというのが、
「アイドル」としては致命的な気がしてなりません。
これが、きたりえみたいに、実は妄想が大好きとか、
そういう「ギャップ萌え」があったらまだいいんですけど、
ゆいにはそういう要素を感じないんですよね…。



一方で、運営が本気で「次世代エース」にしようとしているんじゃないかと思うのが、
今年の3月にチーム4へ「昇格」を決めたれなっち(加藤玲奈)。
こちらも、まだまだ「ゴリ推し」のレベルが弱い気もしますが、
ゆいに比べると、こっちの方が「ゴリ推し」のレベルが高いというか、
けっこう大きな出番を任されているように思うのです。

全ては、昨年末の「紅白対抗歌合戦」にて、
あっちゃんにまゆゆ(渡辺麻友)といった歴代の「エース」たちが経験していった、
「渚のCHERRY」の「黄色(センター)」を担当したことから始まりました。
年明けの「週プレ」では、あっちゃん、ゆきりん(柏木由紀)、まゆゆらとともに、
「2012年期待のメンバー」ということで表紙&巻頭グラビアに登場。
「リクエストアワー2012」では、元々はえれぴょん(小野恵令奈)が歌い、
前年の「リクエストアワー2011」ではまゆゆが担当した「FIRST LOVE」を披露。
3日目にチーム4への「昇格」が発表された「頼むぞ、片山部長!」では、
2日目に、じゅりな(松井珠理奈)、みるきー(渡辺美優紀)といった、
「兼任」メンバー2人とともに「制服レジスタンス」を披露と、
「昇格」前の時点から、チーム4メンバー以上に、
コンサートや外仕事での抜擢が続いていたわけです。

「真夏のSounds good!」でも「攻める者」として「選抜」入りし、
なおかつ、「メディア選抜」として、「選抜」常連メンバーとともに、
各音楽番組でパフォーマンスも行っていたわけですが、
トークのコーナーでは、目立たないどころか、大した発言もなし。
これではさすがに、いくらTVに出たところで、
そこまで興味をもたれる存在になれるわけもありません。

結果として、第4回選抜総選挙では「圏外」になったわけですが、
これはひとえに、運営の「ゴリ推し」のやり方がへたくそなのと、
れなっち自身にこれといった色がないというのもあるかと思っています。

自分としては、「れなっちってどんな子?」と聞かれても、
きちんと説明できるという自信がありません。
第一、そこまでれなっちに興味も持っていないですし、
Google+を見ても、そこまで興味をそそられるものがないのです。
内容も薄ければ、これといった個性も見当たらないですし。
結局、こんな子はどれだけ「ゴリ推し」をしてみたところで、
そもそも「推し」に転じる人がどこまで出てくるのかが疑問であり、
本当に何かしら変えていかないことには、
これからもただただ空回りを続けていくだけかと思うのです。
せめて、ぱるる(島崎遥香)みたいに、
「アンチ」が沸きそうな要素があるだけでも違うかと思うのですが、
今のれなっちには、それさえない気がするんですよね…。



まだまだ書きたいことはありますので、(3)へ続けます。