昨日、バレエが大好きなお友達ママさんに声を掛けて頂いて、ロイヤルオペラハウスへ「The Nutcracker」(くるみ割り人形)を観に行きました。もちろん、子供はダディーに預けて。。。

ロンドンからこんにちは♪

最後にバレエを観に行ったのが、2010年4月末の吉田都さんの退団公演の時(このBlogをはじめた当初ーこのブログの初めてのエントリーで書いています。)でしたので、約1年9ヶ月ぶりにロイヤルオペラハウスに足を踏み入れました。

私は幼稚園の時から中学校に入学する前まで、クラシック・バレエを習っていましたが、バレエがそこまで好きでありませんでした。それでも、美容の為にバレエをもう一度習ってみようと思い、社会人になってからすぐにバレエを再開しました。社会人の時は、さすがに自分でお月謝を払わなくてはならなかったので、必死でお稽古に通いましたよ。

その時に、お教室で発表会があり「くるみ割り人形」を踊り、私は「花のワルツ」に出ました。他の生徒さんと一緒に踊る役だったので、テンポを乱してはならない、他のメンバーの方に迷惑は掛けられない、と必死で練習しましたことが今となってはよい思い出です。

その時の懐かしい写真です。今から数十年も前のことになってしまいました。。。

ロンドンからこんにちは♪

今はもうトーシューズを履いてテンポよく踊れないでしょう。。。

ロンドンからこんにちは♪

そんな私の昔の話や写真はさておき。。。

Covent Gardenのロイヤル・オペラ・ハウスと言えば、ヨーロッパを代表する大人の社交場。元はイギリスの上流階級の憩いの場として一般市民にはたいへん敷居が高かったそうです。

階級制度が薄れた今でも一番いい席ではそれなりの額はしますが、「くるみ割り人形」の場合、子供は半額チケットを購入できるそうなので、「格調高く優れた舞台芸術を子供たちにも見てもらおう」というロイヤルオペラハウス側の計らいなのかな、と思います。

今回、とても楽しみにしていた色々な理由の一つに、今注目されている日本人バレエダンサーの高田 茜さんが金平糖の精の役ということでした。

それはそれは、とっても優美で安定感のある踊りでただただうっとりしました。相手役のダンサーは、王子様らしく若く品があり、二人ともフレッシュな雰囲気で大変素敵でした。

また、高田 茜さん以外に、4人の日本人バレエダンサーが出演しており、更に気持ちが盛り上がりました。

ロンドンからこんにちは♪

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今回でロイヤルバレエの「くるみ割り人形」の舞台を観たのは3度目でしたが、舞台の演出が段々と豪華になっていることを感じました。また、バレエが好きなお友達ママさんがはじめてロイヤルオペラハウスでバレエを観るお友達のためにと、いい席を予約して下さったので、ダンサーの息づかいや足裁き、衣装の質から何から何まで見られたので一層そう感じたのかもしれません。

土曜日の昼間の公演だったこともあり、お洒落をした多くの子供たちがお父さん・お母さんに手を引かれて鑑賞に来ていました。いつかヒロと一緒にバレエ鑑賞できる日が来るといいな。一緒に行ってもらえるかな。。。