撲滅のターゲットは「製薬会社」・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

またまた「モーガン・フリーマンが語る宇宙」ネタです・・・

今日は「潜在意識」

番組は「潜在意識」と「脳」の関係を 様々な角度から分析していた

ボストンにあるベストン・エントリー心神医学研究所のハーバード・ベンソン博士は、病気と心は密接な関係にあるという・・・

博士はチベット僧侶の独特な瞑想座禅「チューム」の状態での脳波や表面体温の変化を調べた

チュームは極寒の地で行われる

脳波計で「瞑想状態」に入ったと認められたとき表面体温がマイナス18度からマイナス8度と「10度」も体温が上昇したのを確認した・・・

博士のその他の実験でも「否定的思考」を排除した場合、脳が体温を上昇させる指令を出すのだと博士は分析していた

「体温低下」いわゆる「冷え」は万病の元ともいわれる・・・

Nicoの人生経験上も「プラス思考」の人より「マイナス思考」の人のほうが病弱な人が多かったように感じる・・・



ストレスを感じると大脳の一部から「ストレス・ホルモン」が分泌されるそうだ

そしてストレス・ホルモンが分泌され過ぎると「細胞の炎症反応」が活性化するらしい・・・

ストレスの本質とは「闘争本能」に由来し「逃げるか」「戦うか」の迷いのときに生じると説明していた・・・

広義に捉えれば「逃げたい」のに「逃げられない」

「職場は戦場だ・・・」という言葉を肯定すれば

「戦いたくない(仕事したくない)」のに「戦わねばならない(仕事をしなければならない)」状態でもストレス・ホルモンは分泌されるだろう・・・

現代社会全体が「うつ状態」である原因を垣間見れる・・・



ベンソン博士はNicoが行う「自己瞑想」にとっても近い「カウンセリング」を行っていた

被験者に対し、目を閉じてもらい 「安心して・・・」と語りかけ脳波計が安定するまで誘導する・・・

そして瞑想状態を15分続けてもらう・・・ これを「リラクゼーション反応」と呼んでいた

この「リラクゼーション反応」を8週間続けた後に「血液検査」を行い「細胞の炎症に関係する遺伝子の変化」を調べたそうだ・・・

結果は「細胞の炎症に関係する遺伝子の活動が止まっていた・・・」と・・・

正直いってNicoは少しがっかりした・・・

もっと分かりやすい・・・ 例えば「NK細胞(1)の活動が・・・」とか説明してくれるのかと自分勝手に想像していたから・・・

しかし、この番組はNicoにとって「現代西洋医学(特に薬学)」の「危うさ」「幻想」を気付かせてくれた

様々な人間の体内で分泌される「ホルモン」

「男性ホルモン」「女性ホルモン」「ドーパミン」「セロトニン」「メラトニン」etc…

男性が男であるのは「男性ホルモン」の有無ではなく、男性的要素の一つ・・・

「眠り」も身体や脳が「休息」を欲しているのが眠る理由で、「メラトニン」は眠りの要素の一つにすぎない

うつ状態に関係する「ドーパミン」「セロトニン」にしても同じである・・・

各々のホルモンが人体にどの様な影響を及ぼすのかを「学問」として研究することは意義のあることだと思う・・・

しかし、その情報が「製薬会社」の手に渡ってしまえば、彼ら特有の「妄想」が始まり とんでもない「仮説」にまで結びつけ、とっても「危険な薬」を「発明した」と「誇張宣伝」する・・・

それが、何度も 何度も繰り返されている・・・

上記の例を用いれば

「細胞の炎症に関係する遺伝子の活動を抑制する新薬を開発しました!!!」となってしまう

常識的に考えれば「そんなバカな・・・」となるはずだが、彼らは「周到なマーケティング戦略」で市場に送り込む・・・

「利益相反」を無視した「御用学者」をメディアに登場させ、あの手この手で信じ込ませる・・・



よーく考えて欲しい

遺伝子の解明と言ったって、しょせん「遺伝子」はDNAの「塩基配列」の「アデニン(A)」「グアニン(G)」「チミン(T)」「シトニン(C)」の組み合わせを解明したに過ぎない



コンピュータのプログラムにしても煎じ詰めれば「0」と「1」の組み合わせ・・・

「0011010001110001011000」という組み合わせにどんな意味を持たせるのか

それをプログラマーが考える・・・

じゃ

遺伝子配列の「GAATTGCGCCTAAGGTCTTAGCGCTAA・・・・」って誰が考えたの???

人間とチンパンジーの遺伝子は97%同じだという

3%で「この違い」って何なの???

Nicoと今 足元でスヤスヤ眠っているリオの遺伝子も90数%同じだと言う・・・

数%でこの違い・・・ それって何なの???



そう わたし達「人類」はまだ「脳」「ホルモン」については何にも分かっていないのだ

でも これって強いて分かる必要のない「不可知論 (2)」なのかもしれない・・・



地球上のみんなが「この危うさ」に気が付き、製薬会社がこの愚かな行いを正さないのであれば、「製薬産業」は「捕鯨漁」のように衰退し、「シーシェパード」のような過激な団体から「撲滅のターゲット」にされる日はそう遠い未来ではないNicoは感じている・・・





(1)NK細胞

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、自然免疫の主要因子として働く細胞傷害性リンパ球の1種であり、特に腫瘍細胞やウイルス感染細胞の拒絶に重要である。

形態的特徴から大形顆粒リンパ球と呼ばれることもある。



(2)不可知論

不可知論(ふかちろん)とは、形而上の存在、死後の世界、神の存在、神のお告げなど、神学に関する命題の真偽、また客観的本質的な実存は本質的に認識することが不可能である、とする宗教的、あるいは哲学的な立場をいう。



「モーガン・フリーマンが語る宇宙」

最新科学が解き明かす宇宙の謎を、俳優モーガン・フリーマンが紹介する。この番組では、天体物理学や量子力学など多角的な分野の理論を用いながら、長年私たちが抱き続けてきた宇宙の謎をひも解いていく。ハリウッドとディスカバリーのコラボレーションには、注目が集まる。ただのホストではなく、彼の高い知識を持って、彼の言葉で宇宙の面白さが語られる。

Discovery Channel番宣抜粋