「ツレうつ」の功罪・・・ | あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

あなたは「幸せ」ですか それとも「不幸せ」ですか...  ニコラスの呟き...

いつの間にか前期高齢者になっていました。65年以上生きてみると 色んな事を経験しました。「達成」「失望」「離別」「病気」...
それぞれの経験に意味があると最近思います。お会いすることのない、どなた様かのお役にたてば幸いです。      

貂々さんの「ツレがうつになりまして。」「その後のツレがうつになりまして。」は・・・・・・



わたしがうつ病に罹患したことを知った東京の知人が送ってくれた、当時「小説」などを読むことは困難だったが「漫画」は何とか読むことが出来た・・・



NHKドラマ化された「ツレうつ」(貂々さん→藤原紀香 ツレさん→原田泰造)を観たはずなんだが、記憶が飛んでいて覚えていない


最近、映画化もされた


二人とも好きな役者さん(貂々さん→宮崎あおい ツレさん→堺雅人)なんで興味は持ったが観には行かないだろう・・・



訳は最後に呟きます・・・


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『ツレがうつになりまして。』とは、細川貂々(てんてん)が20063月に幻冬舎より出版したコミックエッセー。

略称は「ツレうつ」20095月にテレビドラマ化され、201110月には映画化される。

続編として『その後のツレがうつになりまして。』を20071125日に、完結編として『7年目のツレがうつになりまして。』を201197日に発表した


「スーパーサラリーマン」だったツレ(作者の夫)がある朝「死にたい」と真顔で言い出した。うつ病だった。売れない漫画家の妻(作者)と共に送る闘病生活を描く。

自殺未遂、症状の改善、悪化などあらゆる出来事を決して固くない絵のタッチで表現するという内容、うつ病を「宇宙カゼ」と呼んだり、抑うつ状態の症状が現れている時に憂鬱をキャッチするアンテナが頭に現れているという独特の描写などがある。75万部を出版する。

作者は、うつに対する知識として「精神的に弱い人がなる」「神経症のようなもの」というイメージを持っていた。

作者の周りの人の病気に対する知識の乏しさや誤解が多いと感じ、自分達の世の中にうつ病の事を広めたい、そしてツレが退職して退職金と失業保険を使い切り、作者の仕事が少ないという経済的理由も相まって出版社に企画を持ち込む。数社から「暗い」などとして断られるも幻冬舎で発売が決まる。



細川 貂々(ホソカワ テンテン)

1969916 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。埼玉県行田市出身。現在は兵庫県宝塚市在住。

セツ・モードセミナー卒業後、さまざまな職業を経て、199612月、『ぶ~けDX』(集英社)で漫画家としてデビューする。

うつ病を患った夫・望月昭との夫婦での闘病記をイラストを交えて綴った『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎・略称は「ツレうつ」)を2006年に発表、大きな反響を呼ぶベストセラーとなった。続編の『その後のツレがうつになりまして。』もヒット。「ツレうつ」は20095月にテレビドラマ化、201110月に映画化された他、たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学でも当時の状況が紹介された。

代表作「ツレうつ」のほか、ペットとして飼育しているグリーンイグアナに関する著書や、自分の結婚・妊娠・出産などを描いた本、うつ病から寛解した夫が専業主夫として家事に携わる様子を描いた本、さらには子育て専業パパとして育児をこなしていく様子を描いた本などを執筆している。

望月は現在、家事、育児を一手に引き受けるほか、夫婦の個人事務所「てんてん企画」の社長を務める。

「ツレうつ」にちなみ、周囲から「ツレさん」と呼ばれることが多い。自身の体験を基に『こんなツレでゴメンナサイ。』ほかを著している。



作品リスト

ツレがうつになりまして。

その後のツレがうつになりまして。

7年目のツレがうつになりまして。

なお、『イグアナの嫁』が「『ツレがうつになりまして。』第2弾」として紹介されていて、映画では原作の一つとなっている


Wikipedia抜粋)


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久しぶりにGWのとき「ツレうつ」を読み返してみた・・・



ツレさんが「スーパーサラリーマン」として頑張り過ぎてある日突然「死にたい」と呟いた・・・



誰にでも「心の病」はやって来るよ、というメッセージは貂々さんの思惑どおり伝わったと思う・・・



75万部のセールス、そして「ドラマ化」→「映画化」・・・



しかし読み返してみて貂々さんツレさん「クリニック」の事とか「向精神薬」の事には殆ど触れていないのである・・・


これは貂々さんが「意図的」に書かなかったのか、出版社の幻冬舎ハサミを入れたのか、私には知る術もないが今回読み終わった後、もし貂々さんが数ページでも「クリニック」や「向精神薬」について書いていてくれたら、この作品は違った意味を残せたのにと少し残念に感じてしまった・・・



触れていたのは「ツレうつ」本編、17ページ5コマ目

貂々さん「ちょっと!! 今すぐ病院に行きなょ」

病院での診断結果はうつ病でした



「おわりに」(貂々さん) 128ページ 3行目→7行目

・・・夏を過ぎてから落ち込みも少なくなり、秋に薬を減らせるようになり、冬にはほとんど完治に近い状態になりました。



その後の「ツレうつ」


おわりに(貂々さん)128ページ 6行目→9行目

・・・・でも ツレの薬の服用が終わり、ツレなりの社会復帰をしていく様子を見て

「あ、うつ病はちゃんと治るんだ、そのことを書かなくてはいけない」と思うようになりました・・・・




今、わたしの思うことを正直に呟きます・・・



貂々さん ツレさん 貴方たちはとてもラッキーでした



一件目のクリニックがおそらく「良いお医者さん」で・・・



私の経験では20%ですから・・・



そして ツレさんは 薬で治ったんじゃないです・・・




貂々さんの応援と適度な「時間薬」



そして「イグアナ」との癒しの時間・・・



わたしは貂々さんのこと、責めるつもりは微塵もありません・・・




貂々さんは自分の体験を書いただけですから・・・



でも わたしのように「ツレうつ」を読んで




何の疑いもなく「精神科クリニック」に行って



向精神薬副作用に苦しめられている人が沢山いることは



貂々さんに伝えたいと思っています・・・





貂々さん ツレさん 今からでも遅くないですよ



ツレさんの「減薬」「断薬」闘病記を読んでみたいのは わたしだけではないと思うのですが・・・



※『7年目のツレがうつになりまして。』にもし「減薬」「断薬」エピソードが綴られているのならすぐ購入して読んでみたい